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にせきなこもちぶろぐ...かつて新進気鋭の路麺愛好家学生であった(過去形)Kanapikaが、立ち食い蕎麦(路麺)についてたまーに何か書きます。 頻繁な更新は出来ませんが、そばのように細く長ーーく(極太麺もイイネ!)
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かき揚げそば(500円)

横浜駅。相鉄口から岡野交差点へ伸びる、その最も賑やかで雑然とした通りの一角に最近出来た店。名前は「立ちそばWARABI」。どこかのやたらとエラそうに書く立ち蕎麦ブログがそんな名前だったような気もするが、まぁいいか。
食券を買い店内へ入ると、シックな店内、メタリックのカウンター、ジョイナスのブティックで流れていそうなガンガンと鳴るBGMは、今時流行りのおしゃんてぃーなラーメン屋にありそうな風情である。
天ぷらは注文後揚げ。かなりしっかりと揚げてあるようで、サクリと食べると好い香ばしさが口中に広がる。
麺も同じく注文後の茹で上げ。香りもそこそこ、しっかりとしたコシがあって悪くない。
ただ、そんな中で、出汁の風味もあまり強くなく、甘めのつゆはどこか中途半端な印象。
なかなか斬新なお店で、今後どうなっていくかが気になるところではあるが、若者の多いこの界隈で果たしてこの値段がどこまで通用するものだろうか。
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御馳走様でした。

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そば<ちくわ天>(340円)

根岸線磯子駅から徒歩2分、比較的近年建てられた庁舎は立派で美しい。(某M区、N区と比較しているつもりはありません、念の為。)
今日、磯子区民で無く、図書館に行きたい訳でもない私が何故ここに来たのかと言えば、7階の食堂が目当てなのである。
昼休みを過ぎた食堂は人影もまばらで、この悪天のせいかやたらと殺風景に見えた。
受け渡し口からよく見える調理風景から分かった冷凍麺。冷凍のレの字で嫌悪感を示す私だが、ここのはなかなか旨かった。透き通るような色の見た目はまさしくそれであるが、啜ってみると滑らかで、モチモチとしたやらしい食感も無く、生麺に限り無く近い素晴らしいものである。あぁ、私は反省した。冷凍麺が全て悪では無いのだ。
やや薄口の甘しょっぱいつゆは私好みで悪くない味。
食券機にはそば、うどん、とのみあり、トッピングは日替わりになるようだ。この日はちくわ天であったが、これについてさしあたって筆を取ろうとは思わない。
眼下には毎朝揺られている根岸線の蒼い電車、それからやや視線を上げると、幸浦まで出来上がった湾岸線(何時の話だ)。そして首を真っ直ぐに伸ばすと、くすんだ灰色の海があった。
御馳走様でした。

最後に付け加えると、食器の返却が面白く、また厄介だ。めいめい食べ終えた皿を水で流してから奥の水槽に浸け、箸、トレイとそれぞれ指定の場所へ置く。これも公共食堂ならではか、いや随分と指示が多いな。

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かき揚げそば(380円)

私が横須賀へ訪れた帰り、帰路の手段としては横須賀線を手配していたので、途中逗子にて降りて昼食を喰う事となった。
ここもれっきとした大船軒の支店ではあるが、もともと“あじさい茶屋”であった事、また現在同店もこの“あじさい”系列の配下となってる事もあり、どうもその雰囲気を強く醸し出している。
まず初めに麺であるが、あじさい麺をあじさい麺らしく調理したというか、プルプルとした弾力ばかりが目立つのは残念である。これも大船軒のつゆであるから何とかなろうものであるが。
甘みの強いつゆはここならではで、似た味というのは食べた記憶が無い。今日は食べなかったが、押し寿司と共に食べるのにも丁度良いような気がする。
天ぷらは固めの揚げ置き、まさかこれも北戸田製品なのだろうか。野菜の甘みと適度な油っ気があって、このつゆに解しながら頂くと悪くなかった。
受け渡し口横のケースには、使い捨てのプラ容器に入ったいなり寿司、貼られたシールには「日本エンタプライズ」と尾久か北戸田だったか、工場の住所。これでは手づくり感も情緒も何も無い。大船軒の看板を出して営業しているところで、これをそのまま手渡されたのでは遣る瀬無い。
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御馳走様でした。

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もりそば大盛り(220円) ※通常320円

ここのところ、月一度のサービス・デーにばかり食べているようで何だか申し訳ない。
しかし、もうすぐ夏の季節メニューが始まるであろう。その時は日を厭わずにすぐ訪れたい。
昨夏あまり食べないうちに終わってしまったから、そうグズグズはして居られないのだ。
さて今回頂いたもりそば、つい先日いず中の同店にて同じものの並盛を頂いたが、やはりこの本店の滑り気のある生麺は格別である。某ファスト・フード店からのハシゴで無ければ、「大盛りのさらに大盛り」にでも挑戦してみたかったところではあるが、残念である。
しかし、限りある命の美しさのように、この美味い蕎麦はアッという間に私の胃に収まり、しかしながら底知れぬ満足感を得て私は店を出た。
御馳走様でした。

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冷やしたぬきそば(380円)

こちらは久し振りの再訪である。そして、今年も冷したぬきの季節がやって来た。
昼時の混雑する店内、慌てふためく店のおばちゃんに不安を感じたものの、麺が柔らかい事もなく、つゆが多すぎることもなく、かくして一年振りの懐かしさと、新鮮さを与えてくれる一杯が出来上がった。
元来甘めの箱根のつゆであるが、冷やしでは尚更それが強く感じられる。
シャキシャキとした胡瓜の青味、海苔の香り、香ばしい揚げ玉と、この麺が絡み合って私に早すぎる初夏を伝えた。(Wrote;H24.-5.21)
御馳走様でした。
 

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かき揚げ天そば(370円)

伊勢原、と言えば大山詣の玄関口。駅前に鎮座する立派な鳥居が何ともイイ雰囲気を醸し出す。
そんな伊勢原の駅構内にあるお馴染み箱根そば。
何だかんだでこのところ季節メニューばかり食べていたので久しぶりのかき揚げ天そば。
天ぷらがちょっと・・・揚げが甘いかな?衣が厚くてソフト、というちょっと食べるのが怖くなる食感だった。店揚げになると結局味にバラつきが出てしまうのは仕方無いのかねぇ。
ちょっと茹で麺っぽい食感の麺は私好みでしたが。茹で置くとこうなるのか、ちょっと箱そばらしくない感じの蕎麦も悪くないよね。
久しぶりの小春日和な暖かさに、上着を脱いでかきこんだ一杯でした。
ご馳走様!!(Wrote;H23.-6.-7)


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かき揚げ天そば(370円)

久し振りの、小田急沿線への出張である。
その帰りと言へば、やはり箱そばに向かうしかない。既に始まった酷暑の中、熱い天そばを喰らうには幾分か躊躇するものがあるが、私の尊敬する部長氏が同行してくださるとの事で、喜び勇んでイザ店内へと向かう。
かくして出来上がった変わらぬ眺めの一杯であるが、かき揚げは揚げたてとのこと。丼を持つ手が悦びで震える。
やはり普段の揚げ置きと比べると油っ気もそれなりに多く、非常に躍動的な感を覚える。つゆに溶かして勿体の無いことをせぬよう、また熱々の為に難儀しながら頂いた。
つゆは深い甘みと、ほのかな出汁の香り。かといって私のような辛党にも不足ない塩っ気である。やはり完成度が高い。
麺も茹で立てでシャキシャキ、啜るごとに香りが広がる。
ふと、我にかえって顔を上げると、幸せそうにざるそばを啜る部長の姿があった。
私は未だ嘗て、こんな美味しそうに路麺を食べる女子高生を見た事が無かった。
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御馳走様でした。

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Kanapika(カナピカ)
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1995/10/16
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