にせきなこもちぶろぐ...かつて新進気鋭の路麺愛好家学生であった(過去形)Kanapikaが、立ち食い蕎麦(路麺)についてたまーに何か書きます。
頻繁な更新は出来ませんが、そばのように細く長ーーく(極太麺もイイネ!)
冷したぬきそば(360円)
夏と言えば冷したぬきである。
逆に言えば、私にとって冷したぬきこそ夏である。
灼熱の日差し、キンキンに冷えたつゆの浸みた天かす、ネギの辛味と滑らかな蕎麦。
生憎、そういった風情では無いのだけれども、一瞬の通り雨もまた私にとって夏らしいワンシーン。
いつもあじさいの蕎麦で思っていた事を、今日は初めて口に出してみた。つゆ多目をお願いしてみたのである。
結果はこの通りである。麺と具がひたひたと浸かる具合が素晴らしい。が、身体には良くないかもしれない。
ツルツルとした麺につゆと揚げ玉を絡めて頂く至高の時間。
ついには、よく冷えたつゆで揚げ玉の一つも残らず飲み干した。今年も夏がやって来る。(Wrote;H24.-6.23)
冷し山菜ちくわ天そば(540円)
今回はおおよそ1年振りのここ中山「濱そば」で今秋の季節メニューを「冷し券」でアレンジして頂く。
冷しにしたのだけれども、竹輪の天ぷらは揚げたてでアツアツ。サクサクッとした揚がり具合もなかなか良い。
それでいて下の蕎麦はシャキッと冷えていてとても心地が良い。ジュワッと熱い天ぷらとシャキッと冷たい蕎麦。こういうのが良いよなぁ。
御馳走様でした。(Wrote;H23.11.1)
かき揚げそば(360円)
以前「冷しだし豆腐そば」を頂いた濱そば中山店、今回はこちらで先日頂いた「かき揚げそば」を紹介。
実はここを始め、横浜線沿線の「あじさい」系列店舗では自家製のかき揚げを使用。これらは以前、自家製かき揚げがウリの「ラガール」という店だったので、「あじさい化」の時に自家製かき揚げだけが残された。というのは私の推測だ。その分ほかの店舗より20円ほど価格は高くなっているが、味は全然違う。こちらのほうが私は好きだ。特に今回は揚げたてに当たったので尚更美味さを感じた。サクサクとしていて店揚げ感を感じる外観。ただお陰で余計につゆの弱さが目立ってしまった。麺も強めのタイプだし、もうちょっと醤油の効いた濃いつゆが合うように感じるのだが、これではつゆが全然絡まないし。もうひと頑張り、期待したい。ご馳走様でした。
(Wrote:H22.11.11)
冷しだし豆腐そば(430円)
お馴染、横浜線の中山駅、こちらの改札口前に「濱そば」という店舗がある。店名は異なっているが、メニューや価格など、実質的には同じNREが経営する“あじさい茶屋”と同じようだ。
今回はその“あじさい”系列共通の季節メニューを今回は食してみた。
ずばり、「冷しだし豆腐そば」だ。
これは、冷かけそばに木綿豆腐とその上から山形の郷土料理の一つである“だし”(きゅうり、しそ、昆布などを細かく刻んだもの)を載せたメニューだ。
因みにこの“だし”というのは山形出身の身内の者に教えて頂いてスーパー等で買うが、しそやみょうがの香りが効いていて暑い夏にもサッパリとご飯がかっ込めてしまう。暑い季節の朝食にだしご飯、実にお奨めです。
閑話休題、そのだし豆腐そばを頂きます。予想通り、とてもさっぱりとしていて美味しい。付属のれんげで木綿豆腐とだしを崩し、つゆに付けて頂くのがお勧め。細くコシのある冷えた麺も決して全体の雰囲気を崩さない。ただ、こういう食し方をするとあっという間につゆが無くなる。卓にカエシや醤油を置くとか、多めに入れるとかして貰いたいところだ。ところで通常の薬味は無かったが、ワサビは少し欲しいと思った。
涼しげな夏メニュー、美味でした。ご馳走様!!
(UPDATE:2010/9.23)
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