にせきなこもちぶろぐ...かつて新進気鋭の路麺愛好家学生であった(過去形)Kanapikaが、立ち食い蕎麦(路麺)についてたまーに何か書きます。
頻繁な更新は出来ませんが、そばのように細く長ーーく(極太麺もイイネ!)
かき揚げそば(550円)
地下鉄ブルーライン仲町台駅前。高架下に続く歩行者専用道路に面したお店で、車で走っていても見つけられない。
入口からみた外見に反して店内は天井が高く、ちょっとログハウス風。
奥のキッチンに面したカウンターで代金を支払うと、すぐに料理が供された。
揚げ置きのかき揚げは油が切れてさっくり軽い食感。たまねぎ、にんじんを主としたソリッドな先端部がつゆに浸っていくと居住まいを崩し、揚げ油の旨味をつゆへと譲り渡す。
甘みとコクのあるつゆは飲み干してしばらく余韻が続く味。茹で置き生麺と思われる麺もそうした濃厚なつゆと手を取り合っていて役者に不足はない感じ。
食べているうち続々と近くで働いているだろう勤め人たちが列を成し始めた。このあたりはニュータウンといっても住宅に混ざってオフィスも多い。昼食の選択肢の決して多いとは言えない小駅の傍にこうした"ちゃんとした"路麺を食べさせてくれる店がある事は当地に働く人々にとって心強い事だろう。
ごちそうさまでした。
PR
この記事にコメントする