にせきなこもちぶろぐ...かつて新進気鋭の路麺愛好家学生であった(過去形)Kanapikaが、立ち食い蕎麦(路麺)についてたまーに何か書きます。
頻繁な更新は出来ませんが、そばのように細く長ーーく(極太麺もイイネ!)
もりそば(280円)+かき揚げ(100円)
私が中華やラーメンにうつつを抜かしている間に、イセザキモールには新たな路麺店が出来ていた。ニューテアトルの近く、メインストリートに面した好立地。間口は狭いが開店直後らしく清潔感のある店内である。
食券を渡したとき、かき揚げに天つゆをかけましょうかと訊かれた。咄嗟の判断で辞してしまったけれども、天つゆの味は如何なものか、お願いしてみればよかった。
そばは生麺。すぐに提供されたところを見るに茹で置いているようだが、しっかりとしたコシが残っていて茹で立てに遜色の無いもの。香りはあまり無いがコシと弾力はしっかりとしたもの。
その麺をつけるもりつゆは、鰹の風味が効いていて、濃さも不足ない。蕎麦湯で割っても美味しかった。
揚げ置きのかき揚げも見た目は貧相なものだが、食べてみると野菜や小海老の風味が口に広がり、また揚げ置きならではの胃にもたれぬ感じも好ましい。
金ピカのお盆はこの店のアイデンティティか。他にも、ご飯ものやセットが充実していて、飽きなさそうな感じである。
価格やメニューに、すぐお近くの富士そばを意識している感を強く感じたが、さて今後のゆくえが気になるところだ。
御馳走様でした。
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かき揚げ天そば(370円)
登戸といえば、川崎最北の都市である。遊園や生田の山と多摩川、二ヶ領用水に挟まれた手狭な駅前を現すように、小田急線ホームへの階段と改札に挟まれた少々薄暗い場所に・・・ここにもやはり、箱根そばがある。
多摩川を渡って県内最初の駅としての矜持なのか、普通・辛口と選べるこだわりのカレーはここだけの特徴で、野菜や唐揚げなどという独自のトッピングも。これはカレー屋としてのこだわりなのか?ここは当店の本業たる、蕎麦への情熱の注ぎようを探ってみたい。
かき揚げは揚げ置きでややシナっとした感はあるが、油っこさが無く、ドライに、かつ立体的に揚げられた私好みのつくり。これぞ箱そばのかき揚げ天。
麺もしっかりとした歯応えを残しており、暑さに朦朧とした脳に刺激を与えてくれる。
それならば、つゆだって勿論文句の無い味。色の割にはしっかりと出汁が効いており、醤油の甘みに偏重しがちな店も多いが、ここではバランスの優れたものである。
均整のとれた箱そばのハイ・スタンダード。ならば、満を持して当店自慢のカレーを頂きたいところだが、生憎私はカレーがあまり好みではないのだ。
いやはや・・・しかし、きっと旨いには違いない。
御馳走様でした。
そば(250円)+かき揚げ(150円)
環状2号岸根交差点近く、ニトリ横のSANYUというパチ屋の前にある。店名はそこから取ったものと思われ、横浜マリン計画という謎な社名の弁当屋が経営。
環2に面した屋外に、駅そばよろしくポツンと厨房だけの小屋が建っており、レシートタイプの券売機で食券を購入する仕組み。
油の沁みた天ぷら。つゆに溶けて崩れてしまうが、この感覚もまた良い。
分かりやすい化調風味のつゆ。某JR系チェーンによく似た味で、この安っぽさは時として食べる者に郷愁を起こさせる。
乱切り風の茹で麺は滑らかで美味い。
3のつく日には100円分の金券をくれるという事で、何故かコマツストアーの商品券100円分を頂いた。
御馳走様でした。
※現在は軒先を借りるパチンコ店が閉店のためか、店名が「春夏 冬(あきない)」になっています。経営元等は変わらないようです。