にせきなこもちぶろぐ...かつて新進気鋭の路麺愛好家学生であった(過去形)Kanapikaが、立ち食い蕎麦(路麺)についてたまーに何か書きます。
頻繁な更新は出来ませんが、そばのように細く長ーーく(極太麺もイイネ!)
鯵丼セット<冷し・そば>(500円)
懸案であった季節メニュー「鯵丼セット」をようやく頂く機会に巡り合えた。
この「鯵丼」であるが、いつだか食べた大船軒のそれとは違い、炙った鯵のほぐし身を白飯に載せたもの(おそらく調理済みのフレーク状のもの)である。
ネコマンマといってしまえば済んでしまいそうな代物ではあるが、私はなかなか旨いと思った。御飯がややベチャ付いたのが玉にきず。あと、相変わらず付け合せの漬物は美味くない。
セットの冷したぬきそばは安定の美味さであった。シャキッとした茹で立て生麺、細かめの揚げ玉、わかめが麺によく絡む。
冷したぬきは見た目の豪華さも多少重要であろうが、やはり絡めて啜る美味さが失われてはならないものだと私は思う。
御馳走様でした。(Wrote;H24.-8.-6)
コロッケそば380円
さて、こちらでは二回目の紹介となる「名代箱根そば」のお蕎麦。
二杯目は「コロッケそば」である。
正直今まで「かき揚げ天そば」ばかり食べていたので「箱根~」でコロッケそばは初めてとなる。なぜわざわざ今回食してみたかと言えば、先日の朝日新聞の朝刊記事でこちらのコロッケそばが紹介されていた。何でもこちらでは通常のコロッケではなくカレーコロッケを使用しているとか。これは興味深い。開店から一ヶ月が経とうとしている海老名店での初食も兼ねて食べてきた。
前置きが長くなってしまったが、今日は異常に寒い。昨日の汗ばむ夏の陽気から一転、海老名の駅前は寒々しい風雨が吹き荒れていた。発車時刻を待つ駅前のバスの中さえ羨ましい。しかし、熱いそばを啜るのには嬉しい天気だ。相鉄改札を出てすぐ右側、狭い通路に面して回転寿司店や、大手牛丼チェーン店が並ぶ。その中央に堂々と看板を出すのが「名代箱根そば 海老名東口店」であった。
今回は開店記念という事で9月いっぱい使えるという各トッピングや大盛りが無料となるクーポンを持っていたので、かけそばに「コロッケ」を追加で頂く。
さて店内を見回してみると、真新しい木材の眩しいカウンター、2人がけのテーブル席が狭い店内に詰め込まれ、いかに席数を確保しようかという努力が伺える。出入口の正面の受け渡し口から両側に席が広がるというのは駅そばにしては珍しい形態だ。(特に、箱根そば系列店は奥に細長い建物が多いような)
早速出来上がったコロッケそば。だしの効いたつゆの香りと、揚げ物のいい香りが鼻孔をくすぐる。何て幸せなひと時か。待ちわびたそばを受け取って席に着いた一瞬が一番幸せだろうと考える。
ベースとなるそばについては基本的に各、箱根と同じようなので省略させて頂く。ひとつ言えば柔らかめに感じる事が多いこのチェーンの麺だがここは食感がしっかりとしていた。そしてコロッケだ。カレーのぴりりとした味・香りが優しいつゆに包まれ、意外にもよく合っている。そして、そのコロッケが溶けたつゆがまた美味しいのだ。。。コロッケそばの危険な!?魅力を実感した一杯でした。ご馳走様!!(Wrote;H22.-9.29)
このお店の地図
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富士山もりそば(500円)
ついに悲願であった゛そば”での富士山登頂達成である。
ただ、どうしても無理は生じてしまう為、気分よく頂くには大盛り程度が無難と思われる。
確かに美味しい蕎麦ではあるが、有り難味を感じられる量に抑えておく事も重要かもしれない。
ネギは多めが可能かと伺ったところ、次々と小皿のネギを頂く事が出来た。店員氏が4枚目の小皿を載せようとするのを辞して、三皿のネギを。゛登頂に欠かせない装備”である。
一つ、登山と違うのは降りる必要が無いこと。一つ、登山と変わらないのは登ると苦しいこと。
御馳走様でした。(Wrote;H24.-8.-3)
もりそば(300円)+ドリンクバー(100円)
またも連荘で関内中央ビルの10Fへ、しかも今回はWith私のいつメン。年次でやった遊戯会(笑)の慰労会も兼ねて、といっても参加者私含め3名。
もりそばは変わらず美味しい。今回、富士山盛りに挑戦した仲間が、蕎麦湯と共に「そばの実」を持ってきてくれた。
これを浮かべて頂く蕎麦湯、最高でした。
そして今回、どうしても挑戦したかったのがドリンクバー。相方と二人で、私はコーラ×2、メロンソーダ×1、ホワイトサワー×1、カプチーノ×1で、そこそこモトは取れたでしょ?コーヒー類はなかなかちゃんとしていてイイ感じ。
そのうちまた来よう、と言って解散したのでした。
御馳走様でした。(Wrote;H24.-4.19)
野菜つけ天そば(400円)
市庁舎の真向かいに位置する関内中央ビル、ここには市の水道局、環境創造局、交通局が入っているのだが、その最上階である10階では、既に弊Blogではお馴染みの「味奈登庵」が食堂を受託する形で営業している。その為、お客の殆どが市の職員。とくに水色の上着を来た水道局職員の姿は目立つ。
そうした受託営業の形を採っているためか、和風ラーメンをはじめとする他店には無いメニューが幾つか設定されており、この“野菜つけ天そば”もその一つである。
はじめに揚げたての天ぷらを頂くが、これは茄子、南瓜、ピーマン、人参のかき揚げの4種で、もりそばは300円だから、差額で考えてこれらが100円。実にコストパフォーマンスに優れている。こうして考えてみると、油切れの悪く、胃もたれする天ぷらもあまり気にならないような。
そしてそば。味奈登庵の麺は他と比べて多い。かの名物商品・富士山盛りを食べずとも、このもりそばで充分な満足感が得られるであろう。ちょっとパサつくが、白く美しい麺。なかなか悪くない。
そしてつゆだが、ここ最近で以前より美味しくなったような気がする。正直、前のものは少し生臭さがあり違和感があったのだが、現在では非常に完成度の高い、濃く美味しいつゆが出来上がっている。
加えて、ワサビがなかなか良かった。卓上の器に入れられた練りワサビではあるが、少量でピリリと香り、器から取る際には鼻にツンとくる。水っぽい某店のものよりも格段と良い。
そして食べ終わり、ふと窓の外には関内の街並みが広がり、遥か眼下には小さく見える人通り。実に良い景色で、一服落ち着くにも良さそうだ。そうそう、ここでは食事をすればドリンクバーが100円、しなくとも200円。しかしこれを誰かに教えてしまえば、たちまち賑やかになってしまいそうだから、ここは内緒としておこう。
御馳走様でした。(Wrote;H24.4.-2)
もりそば(350円)+かき揚げ(150円)
久し振りに訪れたこちらの店。既に日は暮れ、晩酌セットの時間帯になっていた。曲りなりにも学生の私と親友の姿は年齢層的に浮く気もするが、構うものか。
受け取ってみて、あれと思った。食べてみて、やはり、あれと思った。
細打ちのコシのある生麺。非常に繊細なつくり、盛り付けほど味に雑さは感じられない。
つゆもしっかりと濃く美味い。
天ぷらも揚げたて。カリッと揚がってて油切れも悪くなく、塩でも付けて食べたい位に上質なもの。
正直、前回初めて訪れた際には大した感動も無く、寧ろあまり好印象では無かったが一変した。
時間帯が良かったのかは知らぬが、この店の本気を見せつけられた気がした。
御馳走様でした。(Wrote;H24.-8.-2)
かき揚げそば(500円)
ひと気の無いコンピュータ室に籠り仕事を片付け、通りへ出たのはもう13時過ぎであった。
予め目を付けていた常盤町の店へ向かうと、そこは別の店を出す工事の真っ最中で、いやぁ無念。
灼熱地獄の中、あれこれ昼食場所を考えている間に県庁通りを超えてしまった。だとすれば向かう先はここしか無いだろう。
麺を茹でている最中のようで、待つこと暫し、大きな丼に大きなかき揚げ、見た目も豪勢な一杯が出てきた。別皿のネギもちょっと高級感を与える。まずは大きなかき揚げにパックリと噛みつけば、野菜の甘みとシャキシャキとした食感が広がる。相州そばの天ぷらを大きくしたような感じだろうか。つゆに浸ると衣の部分がブヨブヨと固くなって食べる気を大いに削がれるので、なるべく早く食べ切る事を推奨したい。
麺は白く、香りも生麺茹で立ての程では無く、太い素麺のように感じられた。つゆは出汁の深みが感じられて美味い。
ふと壁を見ると、料理三品、生ビール・日本酒・サワーの何れか三杯の晩酌セット1000円という表示を発見。ん~、これはさらに気になる。。。(つーかアンタ・・・)
さて、しっかり満腹。お冷を一杯頂いた私は、再び灼熱の街角に繰り出したのであった。
御馳走様でした。(Wrote;H23.-8.11)
このお店の地図
もりそば大盛り(もり260円+大盛りクーポン利用)
ユルく面白い、最近流行りのライト・ノヴェルのような同好会活動。お終いに数人で蕎麦を手繰るのまでが習慣に成り掛けた。
もともと少し多目の蕎麦を、さらに大盛り。十分すぎる量である。
ここのもりつゆはなかなか美味い。キリッとした辛味と、後から出汁の風味がジンワリと感じられる。
御馳走様でした。(Wrote;H24.-7.31)
カレーセット<冷し>(500円)
今年二度目の雪はすぐにやって来た。とは言っても、市内に出てみれば殆ど雪は見当たらず、ここ関内にあっては路面も乾いており、まったくその面影は見当たらない。
このお店というと、私が今の高校に後期でギリギリ合格したその足で食べに来た日の記憶が強く残っているが、もうあの日から一年が経とうしているのだ。たしかに時間と云うものは残酷な物である。
さて、カレーのほうは食べやすい味という事で、ともかく一安心。量としても程よく、適度な満足感が得られるだろう。
蕎麦のほうも相変わらず良い出来具合。細打ちでコシのある麺、しっかり香りがする。つゆもしっかりと濃く、全く不足無い。アっという間に胃に収まってしまった。
これで500円、なかなか素晴らしい経営努力だと私は思う。
まだ新しい店にも関わらず、壁に電電公社のマークがある。きっとこの中に電話線でも入っているのだろうが、NTTのロゴで無いのは何か決まりがあるのだろうか。
御馳走様でした。(Wrote:H24.-1.25)
冷やしたぬきそば(390円)
一仕事と愉快な雑談を終えて、やや遅い昼食に選らんだのはここ太田町のゆで太郎。
時間が遅すぎたようで、ランチセットのボタンには売切の二文字が点いていた。
ここの冷かけ系は最近始めたようなのだが、未だ食べた事が無かった。そんな訳で夏の定番・冷したぬきそば。
サクサクの揚げ玉の他に、小さな蒲鉾、揚げ、わかめなど具も多くなかなかのボリュームだ。甘じょっぱいつゆと細い麺に絡ませてスルスルと頂く。
欠点としては揚げ玉の絡みが悪い事で、細くもつれた麺と大粒の揚げ玉のコラボは中途半端に終わってしまった。
ところで、かけ・もり同価格のチェーンだが温かいたぬきそばは290円。きつね一枚と手数料が100円という事になるが如何なものだろうか。
御馳走様でした。(Wrote;H23.8.19)
かきあげそば<大盛>(480円)
みなとみらい線馬車道駅3番出口徒歩3分。桜木町から行くと、弁天橋を渡ってすぐ斜めに入った辺り。
割と新しい店で、店内は広くきれい。お洒落なカフェカウンター系座席と、天井から下がる提灯で和とモダンのテイストが融合している。大盛りの場合、一回りほど大きい丼が使われる。最初に気付いたのだが、かき揚げが変わった!?ようで、より野菜が増えてギッシリ感が増した。麺は普段通りのゆで太郎だが、ここでは少し柔らかめ。閑散時間帯だった為、茹で立てで提供された。細くすこし舌にざらつく感じが特徴かねぇ。また、以前よりつゆに出汁の深みが増され美味しくなったように思う。市内でも徐々に店舗を増やしつつあるチェーンだが、低価格でこのクオリティには毎度感心させられる。ご馳走様でしたー。(Wrote;H23.4.18)
このお店の地図
天ぷらそば(350円)
小旅行先で食べた駅そば(24-7:No.1)
高崎駅ホーム上。これぞ駅そばといった佇まいが素晴らしい。
店名からご想像の通り、例のあじさい麺である。駅そば系路麺人には旅情ブチ壊しと言ったところであろうが、あの薄い出汁と比べ、ここのハッキリと鰹の風味が出たつゆには不思議とそれほど違和感を感じない。
天ぷらも揚げ置きでしなってはいるものの、カリッとした油の旨味が沁みていてそこそこに美味しい。
日食による駅そばの画一化が進んだ現在、こうした形でも多少のオリジナリティの感じられる店舗が残っている事は嬉しい。市内の駅もこうはならなかったものか。
そうして手繰っているうちに思い出した。数年前にもここで食べた事がある。その頃はもっとフワフワとした、多義的に駅そばらしい麺だった。
御馳走様でした。