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にせきなこもちぶろぐ...かつて新進気鋭の路麺愛好家学生であった(過去形)Kanapikaが、立ち食い蕎麦(路麺)についてたまーに何か書きます。 頻繁な更新は出来ませんが、そばのように細く長ーーく(極太麺もイイネ!)
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冷やしたぬきそば(380円)

こちらは久し振りの再訪である。そして、今年も冷したぬきの季節がやって来た。
昼時の混雑する店内、慌てふためく店のおばちゃんに不安を感じたものの、麺が柔らかい事もなく、つゆが多すぎることもなく、かくして一年振りの懐かしさと、新鮮さを与えてくれる一杯が出来上がった。
元来甘めの箱根のつゆであるが、冷やしでは尚更それが強く感じられる。
シャキシャキとした胡瓜の青味、海苔の香り、香ばしい揚げ玉と、この麺が絡み合って私に早すぎる初夏を伝えた。(Wrote;H24.-5.21)
御馳走様でした。
 

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かき揚げ天そば(370円)

伊勢原、と言えば大山詣の玄関口。駅前に鎮座する立派な鳥居が何ともイイ雰囲気を醸し出す。
そんな伊勢原の駅構内にあるお馴染み箱根そば。
何だかんだでこのところ季節メニューばかり食べていたので久しぶりのかき揚げ天そば。
天ぷらがちょっと・・・揚げが甘いかな?衣が厚くてソフト、というちょっと食べるのが怖くなる食感だった。店揚げになると結局味にバラつきが出てしまうのは仕方無いのかねぇ。
ちょっと茹で麺っぽい食感の麺は私好みでしたが。茹で置くとこうなるのか、ちょっと箱そばらしくない感じの蕎麦も悪くないよね。
久しぶりの小春日和な暖かさに、上着を脱いでかきこんだ一杯でした。
ご馳走様!!(Wrote;H23.-6.-7)


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かき揚げ天そば(370円)

久し振りの、小田急沿線への出張である。
その帰りと言へば、やはり箱そばに向かうしかない。既に始まった酷暑の中、熱い天そばを喰らうには幾分か躊躇するものがあるが、私の尊敬する部長氏が同行してくださるとの事で、喜び勇んでイザ店内へと向かう。
かくして出来上がった変わらぬ眺めの一杯であるが、かき揚げは揚げたてとのこと。丼を持つ手が悦びで震える。
やはり普段の揚げ置きと比べると油っ気もそれなりに多く、非常に躍動的な感を覚える。つゆに溶かして勿体の無いことをせぬよう、また熱々の為に難儀しながら頂いた。
つゆは深い甘みと、ほのかな出汁の香り。かといって私のような辛党にも不足ない塩っ気である。やはり完成度が高い。
麺も茹で立てでシャキシャキ、啜るごとに香りが広がる。
ふと、我にかえって顔を上げると、幸せそうにざるそばを啜る部長の姿があった。
私は未だ嘗て、こんな美味しそうに路麺を食べる女子高生を見た事が無かった。
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御馳走様でした。

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コロッケそば(250円) ※通常350円

相州そばが食べたい、そう思ってふと思考を巡らせてみると、実にかなりの間本店に行っていない事に気づいた。
ふとカレンダーを見るともうすぐ月も半ばで、これはやはり行くしかない。そう、サービス・デーである。
今回はコロッケそばを頂く。これが250円とは信じられない。なんだか申し訳なくなってくるので、これからも普段の日も通う事にしよう。そういえばこの一年、退校後の足で何度この店に来た事だろうか、これはあと2年続く。
さて、ここのコロッケはホックリとして惣菜としての価値も高い。甘みのあるジャガイモの中に、僅かに人参の赤い粒が見える。
そばも、つゆも、ネギも、変わらない。これが私のマイスタンダードである。今度は後輩引き連れ来ようかしら(笑)
御馳走様でした。

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天ぷらそば(350円)

平塚から乗った愛甲石田行きのバスを長沼と言うバス停で降り、幼少の頃訪れた総合防災センターの斜向かい、昼休みで休憩中のトラックの車列の横に目当ての店はあった。色あせたテント張りの外観はこれぞ神奈川のロードサイド路麺、最高である。
間口はあまり広くないが、入ってみると店内は奥に広く、存外キャパシティは大きいようだ。そんな店の規模を象徴するかのように、4人の元気なおばちゃんズが賑やかに迎えてくれた。
天ぷらはサクッとはしないものの、大きく切られた玉ねぎ・人参の甘み、そして揚げ油の旨味が詰まっていて美味しい。
麺は食感的には、解凍具合のよろしくない冷凍麺のような独特な様子。しかし、厨房に番重が置かれているところを見るとこれは茹で麺なのだろうか。「佐久間製麺」というのは平塚の製麺所らしい。
つゆはしっかりとした出汁と、カエシのほのかな甘み。とてもバランスがよく、飲みやすい味である。
ゴロゴロと大きく切られたネギが面白い。噛むと口中にピリリとしたネギの風味が広がった。
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店先にはオレンジと青で「定食家そば八」と書かれた看板が出されており、確かに湘南台の同名店と関連がありそうだ。どちらも私にとって好ましい要素を多大に含んだいい店だと思う。
御馳走様でした。

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かき揚げつけ天そば(500円)※大盛りサービス

何だか恒例になってしまっているのか!?キッカ君との路麺ランチ。
根岸線に乗ってから呼ばれては、天気も悪いし、JRにも乗れないからここに決まりだネ。
一悶着あったけれども、無事着席。ほどなくして出来上がる。回転率は悪いのだけれども、ラーメン屋のように待つ間に注文を聞かれるのでその点をカヴァーしているのだ。
揚げたてのサクサクとした天ぷら。適度にオイリーでイイ感じ。
そばは無料で大盛りに出来る。といっても、香りも良く、コシも十分な蕎麦はあっという間にサラッと頂けてしまう。
つけつゆはちょっと薄いのが残念。かけでは丁度良いのかもしれないけれども、いつかの本店並みに濃いほうが、つけ天には有難い。
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御馳走様でした。(Wrote;H24.-4.12)


ミニ親子丼セットざるそば※大盛サービス(720円)

今日もイマイチな天気。最初向かった店が休みで、その次に向かった店が八角・・・なんてシャレのつもりは無かったのだけれども。
そんなこんなで横浜駅東口・ポルタ地下街の八角、昼時とあって随分賑わっている。いろいろ迷ってミニ親子丼セット。もちろん大盛りでお願いした。出来上がるまでの間、慌ただしすぎる厨房の様子を見ていると、よくもあれだけの狭い場所でこれだけ色々なメニューを出してると感心。ようやく運ばれて来て、まずは出来立てアツアツの親子丼を。セットのミニ丼というとボリュームにも味にも結構ガッカリさせられる事も多いのだが、流石八角さんでそんな事は無い。そしてここから大盛りそばへの挑戦、結構な量でちょっと不安。しかしまぁ、美味しいなぁ。つゆも濃くてワサビもぴりりとイイ感じ。が、隣のオッサンが席に着くなり蕎麦湯をコップに注いで飲み干したので危なく吹き出すところだった。閑話休題、香り良い蕎麦は思いの外に箸が早く進み、先ほどの不安も杞憂に終わった。
御馳走様でした。(Wrote;H23.-8.-8)

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桜小海老天そば(390円)

地球もそろそろ春の出し惜しみをヤメにしてくれないだろうか。いい加減寒風にも耐えかねる。
そんな中で、せめて味覚に春を求めようと、やって来たのは伊勢佐木の富士そば。あさりや桜海老といった春らしい料理のPOPが目立っている。
頂いたのは「桜小海老天」。昨年も同じようなものを町田で食べたのだが、その時よりも幾らか安い。いや、これが適正値と思う。大先輩の皆様が美味しそうにレポートされてるのを見て思わず食指が動いた。
天ぷらはやはりサクッとしたものではないが、つゆを吸った衣のふんわり感と、小海老のカリッとした香ばしさが、濃く出汁の効いたつゆとよく合うのだ。
桜に海老に、なんだか富士そばらしいというか、浅草辺りの店じゃ外人観光客が好んで食べそうな品と言えよう。無論、生粋の大和男児である私の味覚にも郷愁を誘う、一足早い春の訪れであった。
御馳走様でした。

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天ぷらそば(480円)

かつての曲がりくねった県道は何処へ消えたのか。よく整備された丸子茅ケ崎線の星谷交差点前にあるのが、こちらのお店である。何処の駅からも遠く、車で無ければ、中山かセンター南、仲町台から、この交差点前の「星ヶ谷」まで市営バスが出ている。
店外で食券を求め、店内へ。もともとラーメン屋であった為、微かにその名残を感じる店内は非常に狭く、そこに大きなテーブル席を設けた為にかなり窮屈。土地柄子連れ客も多く、私のような気難しい連中には落ち着かない。
温泉卵か生卵が1つ、そしてネギ、わかめ、大根おろし、天かす、鰹節、漬物等が自由(一掴みずつという但書きあり)という姿は、近場では上瀬谷の天明、有名なところでは数年前に姿を消した、品川駅東海道線ホームの常盤軒などが浮かぶ。
塗り物をイメージした器に入れられた蕎麦はかなり細く柔らかいものの、しっかりとした香りがある。また、注文時に伝える事によって、太麺を選ぶことも出来るそうだ。
つゆはかなりしょっぱく、しかし出汁が濃厚である為、街中の蕎麦屋で出されるかけそばのイメージである。これはかなり良い感じ。
綺麗な竹籠に別に盛られたかき揚げは蛸入り。カラリと揚げられ、油切れも良くさっくり頂けるのだけれども、どこかスナッキーで、オニオンリング的な風味を感じてしまった。
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茅場町の方に本店を構えるというこのお店、同行者の評価はイマイチだったのだけれども、前述の太麺を始め気になるメニューも多くあり、まだまだ研究価値がありそうだ。
御馳走様でした。

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Kanapika(カナピカ)
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1995/10/16
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