にせきなこもちぶろぐ...かつて新進気鋭の路麺愛好家学生であった(過去形)Kanapikaが、立ち食い蕎麦(路麺)についてたまーに何か書きます。
頻繁な更新は出来ませんが、そばのように細く長ーーく(極太麺もイイネ!)
かき揚げそば(470円)
国道16号の鵜野森交差点と相模原愛川インターを結ぶ県道(北里通り)沿いにあるお店。バスで来るのなら相模大野駅から大沼経由のバスに乗り、「東通り」が目の前。駅からは離れているが、隣にスーパーもあり、交通量も多いので賑やかな場所だ。
元々手打ちそばのお店だったところを居抜きで使っているようで、入ると照明の落とされたシックなカウンターや座敷が目に付いて、食券機を見るまでは、お高い店だったか?とちょっとドキッとしてしまう。
立体感のあるかき揚げは揚げたて。サクッとかじった瞬間に桜海老の香ばしさが口に広がって美味しい。
生麺を使用していると思われるそばは、もっちりとした歯ごたえが特徴。甘みのある濃厚なつゆとの相性も悪くない。
さらに驚かされたのはゆで卵がやや半熟だったこと。サービスで供されるものとはいえここまでこだわっているのだから侮れない。
高級感のある店内に反してリーズナブルな値段と安心して待っていたものの、ところが出てきたそばからサービス品に至るまで抜かりないものであったから、今度は本当にこれでやっていけるのか心配になってしまった。
ごちそうさまでした。
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かき揚げそば(390円)
泉区上飯田町、横浜の西端を南北に貫く環状4号線沿い。二俣川からやってくる都市計画道路と交差するここ日向山は、鉄道駅からはどこも遠いが道路沿いに戸建中心のささやかな団地が形成されており、中心となる環状4号線沿いには商店が並ぶ。そんな一角に少し前オープンしたお店。
玉ねぎ、にんじんの他にごぼうの食感と風味が目立つかき揚げは、揚げたてではないもののかえって油切れがよく、さっくり食べやすい。
かなり太いそばはゆで麺。ワイルドな食感で出汁が効いた強めのつゆをしっかり絡み取る。
カウンターのみのシンプルな店内、揚げ置きかき揚げ、ゆで麺、とても令和になって新たに生まれたお店とは思えないクラシカルな要素が満載だが、それでいいのだと、とあたくしは思う。
早朝からの営業、駐車場あり、と神奈川ロードサイド路麺の典型的営業スタイル。朝早くから働く労働者にはこうしたシンプルで温かみのある一杯が求められているのだ。
ごちそうさまでした。
かき揚げそば(450円)
国道16号線上川井交番前交差点角にあるパチンコ店「三益球殿上川井店」の店内にある軽食コーナー。
そば・うどん・ラーメンのほか丼もの、定食類なども供している。
注文カウンターでは、コーヒーレディの尾根遺産が客席に届けるドリンクや軽食を準備する傍ら、会計や受け渡しをしてくれる(奥の厨房で別のスタッフが作ってくれる)。
かき揚げは揚げたてでかなりアツアツ。冷凍麺と思われる麺はつるりとしたのど越しが印象的だった。
この手の施設内の店としては今どきかなり良心的な価格設定だが、いっぽうで値段以上の実力ある味だと感じた。
国道とパチンコ店以外目立ったシンボルのない辺鄙な場所であるが、この一角だけこの店の他に飲食店が3軒ほど集まっており、それなりに競争意識があるのかもしれない。
かき揚げそば(580円)+名物あじ御飯(300円)
センター北駅前の大型ショッピングモール「ノースポートモール」3Fのフードコートにあるお店。
ビールなどが安かったり、名物のあじ御飯など、都内に展開する「嵯峨谷」と関連のあるようだ。
あちらでは十割の蕎麦を使っているが、こちらは二八。しゃっきりとのど越しもよくなかなか。つゆは見た目通りの薄口で甘みのある味であまり印象に残らなかった。
小ぶりだが立体的に揚げられたかき揚げはパリッとした食感とサツマイモなどによる甘みが際立つ。
あじ御飯、以前渋谷の嵯峨谷で食べた時は特に印象に残らなかったのだが、今回食べたところ塩気と胡麻油の風味で食が進むことこの上なく美味しかった。
※2019年3月訪問
天ぷらそば(580円)
鴨居駅前のバス通りを中山方面へ向かったところにあるマンションの1階にあの「天丸」がオープンした。段々とこの狭いエリアでミニチェーン化しつつあるようだ。
価格や商品は他の店舗同様のもの。
大きなかき揚げはやや崩れ気味であるが、どのみち食べるには崩さざるを得ないので(そのまま噛り付くというテも無くはないが…)理にかなっているといえる。
甘いつゆと、うどんのような極太の田舎そばの組み合わせは洗練されてはいないが素朴な風味で相性は悪くない。
今まで出店してきた2店舗はロードサイドの、どちらかというとブルーカラー層を相手にした店であったが、この鴨居駅前ではいったい根付く事が出来るだろうか・・・?見守りたいところ。