にせきなこもちぶろぐ...かつて新進気鋭の路麺愛好家学生であった(過去形)Kanapikaが、立ち食い蕎麦(路麺)についてたまーに何か書きます。
頻繁な更新は出来ませんが、そばのように細く長ーーく(極太麺もイイネ!)
かき揚げそば(390円)
相模原市中央区、芝溝街道と村富線の交わる星が丘の交差点付近。
ビルの1階部分にあるお店だが、入口の表示には「寿食品」「寿商事」「寿ハム」「キャピタル鹿島」の文字が。調べてみると、給食事業や食堂関係から、食肉加工、不動産関係などを手掛けるグループ会社のようだ。横浜で言うと港北の某グループみたいなところなのだろうか。
やや広めの店内はテーブル席と立ち食いカウンターがあり、社食・学食っぽい雰囲気・・・というよりかは、大型液晶テレビでNHKが流れているあたり、公共・福祉系施設の食堂っぽいように感じる。
さて出てきた蕎麦は・・・丼はまたもや”益子つた”。かき揚げは揚げたてで、カリカリのエビや野菜も多く、これはなかなか美味い。だが、麺は自家製の生麺のようだが非常に柔らかく、ちょっと残念な出来。つゆは薄く・・・淀んでいて何だかよく分からない。これでは天ぷらだけが突出して美味いように感じてしまった。
ちなみに駐車場完備で営業時間も長く、場所も良いだけになかなか便利に使えそうなお店である。
御馳走様でした。
このお店の地図
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冷し青ネギそば(420円)
風も少し涼しげになり始めた夕暮れ。今日は休みの日なのに、空腹とともに自然とここへ足が向く。
あんまし何を食べるか決めていなかったので、青ネギそばを。何と冷やしも出来るとのこと。
メニュー名に偽りは一切なく、正にたっぷりの青ネギが盛られた蕎麦は美しい。ネギマシマシである。
ピリっと辛味のあるネギとサクサクの天かす、それを麺に絡めて頂く。
丼に残っているこれらで、つゆまで全て飲み干せてしまう。
ネギ好きには至極堪らない一品で、実に美味かった。
しかしながら、大事な会合やデートの前は注意して。ガムやブレスケア用品は欠かさないようにしたい。口の中が大変なネギ畑になってしまうからだ。
御馳走様でした。
かき揚げせいろそば(480円)
私は牛丼も好きなのだが、最近の価格戦争は許しがたいものだ。だいたい、下手するとかけそばよりも安い値段で、牛丼なぞが食えるというのは何と恐ろしい。その場合私は無理矢理、中盛にしたり卵を追加したりして値段をワザと上げているのだ。
さて、そんな牛丼界で価格を維持し続ける(笑)吉野家がそば屋へ参入して来たと言うではないか。しかしながら、近くの店では蕎麦は扱っていないので・・・ようやくの初訪問である。しかしよりによって何故厚木・・・?
店に入ると、よくある牛丼屋カウンター・・・は一部のみで、ボックス席が広がる形態。人数を聞かれ、席に着くとお冷を置かれ、注文して会計は後。ん~、それなんて山田うどん?
まずは揚げたてっぽいかき揚げを。箸で崩してそば猪口のつゆに浸けて頂く。サクサクっと揚がっており、油の具合も悪くない。そして十割だという蕎麦。太さの揃っていない感じが良い。プツプツと箸で切れる感じはやはり十割なのだなぁ。つゆは濃厚でコクもあってかなり本格的なものだ。そばも香りはそれほど無いが、なかなか良い食感である。少なくとも値段分か、それ以上の仕事はしているなぁと思った。
十二分に立ち蕎麦業界の新たな脅威だなぁ。特に駐車場付での郊外への出店が多いから、駅そばなんかとは棲み分けがつきそうだが。
御馳走様でした。
穴子天そば(360円)※通常460円
先日食べた際に見つけた「穴子天」の貼り紙。おぉ、ここでも穴子やってるんだなぁ。という事で、ちょうど100円引きのサービスデーがあったので食べてきました。かけ270円+穴子天1本190円-100円引き=360円。これはィ安い。穴子天の大きさを考量してか、大きい方の丼に盛られて供された。
サービスデーなので??麺は柔らかめ。つゆは、久しぶりに温かいほうを食べたので記憶が無いのだけれども、こんな味だったのかなぁ。大根の味がしっかりとするおろしを付けて、パクっと穴子天を頂く。ん~、ジュースィーでウマい。キス天に近い味かなぁ。
汗だくになりながらも、あっという間に完食。次は・・・あ、アジ天か??
御馳走様でした。
月見うどん(350円)
今回は、ウチの1Fにある学食のうどんをご紹介。残念、蕎麦は扱っていないのだ。今度担当の分掌に陳情してみるか。
普段食堂で食べる事なんて無いのだが(せいぜいコーヒーを飲む位)、たまたま休講になった講座の暇潰しに食堂に降りてみたら、無性に食べたくなってしまったのである。
因みにメニューはわかめうどん(300円)、月見うどん(350円)、コロッケうどん(400円)、総じて冷凍モノで済ましているようだ。
味はまぁ・・・よくある学食の味というもので、オマケに薄口醤油のやや関西風つゆでは、評価のしようもやる気も一切無い。
ただまぁ・・・Cuteな同級生を見ながら啜る饂飩もオツなもんだぁねぇ・・・なんて思ったり。
御馳走様でした。
ちなみに10月の学祭の時は利用出来るので食べてみてください(笑)
かき揚げ天そば(360円)
県央のやけにナウでヤングな街・本厚木。そんな駅前、前に食べた富士そばの丁度反対側にある店をご紹介。
ここは昼は立ち蕎麦・夜は居酒屋の二足の草鞋を履く営業形態で、夕方ごろ訪れた為、串焼きが非常に美味そうだった。昼間は券売機で食券を求めるスタイルのようだけれども、この時間帯は直接店員さんに注文をする。かなりのスピードで出てきた天そば。かき揚げはサクサクっと揚がっていてイイ感じ。他の惣菜と同じ油で揚げた味が付いていてこれもイイ感じ(笑)。麺は生麺、ざらつく蕎麦粉の舌触り、すする度に蕎麦の香りが広がり、これまたなかなか見事なもの。つゆも鰹出汁の酸味とコクが出ていて美味い。メラミン長次郎釜の器が却ってアンバランスに見えてくるほどに、完成度が高い。さて、カウンターで会計を済ませ、店を出ようとする私の目にある貼紙が目に留まった。内容は「土日は12時より居酒屋系メニューで営業」。いやぁ、さすが本厚木。
御馳走様でした。
冷やし天ぷらそば(420円)
帰り道、定期的に食べたくなるのがこの日栄軒の蕎麦。今日もふと思い出したように、一駅足を伸ばす。
しかしちょいと遅かったか、お目当ての穴子天はまたも売り切れ。実は下の記事との間に一度食べたのだが、写真を撮り損ねてしまい、しかし非常に美味かったのでまた食べたかったのだ。まぁこれはまた次回。
そんでもって今日は冷しの天ぷらそば。冷し天ぷら系ではおろしが乗るようだ。あ、そうそう、忘れずにわさびを、ハーゲンダッツのプラスプーン(笑)で器にとる。
若干のサクサク感が残る天ぷらは油切れがよく、揚げ置きで冷しに載せてもなかなかにウマし。鰹出汁の効いた温いつゆと、バサバサと力強い茹で麺が非常によく合うのだ。
夕方の東神奈川、数センチ横の喧騒もここではまったく無関係のような、蕎麦を啜るほんの一時の別世界であった。
御馳走様でした。
