にせきなこもちぶろぐ...かつて新進気鋭の路麺愛好家学生であった(過去形)Kanapikaが、立ち食い蕎麦(路麺)についてたまーに何か書きます。
頻繁な更新は出来ませんが、そばのように細く長ーーく(極太麺もイイネ!)
天ぷらそば(610円)
横須賀線衣笠駅前。バスロータリーの一角にあるお店は、外からは店内の様子が伺い知れないが、辺りに漂うそばつゆとカレーの匂い。
そして扉を開けると満席御礼の賑わいを見せていた。
ここの名物といえばなんといってもこの天ぷら。セルクルの中で衣を散らしかきまぜながら上に野菜を乗せてゆく高度な技法で揚げられた天ぷらはとても大きく、そして揚げ玉をかき集めたような空気を含んだその様子と、横須賀市内の数店舗でみられる事から、ファンから「スカ天」と呼ばれる独特のものだ。
自分はありがたい事に丼の縁に立てかけるように盛り付けてもらえたので、スカ天のぱりぱりとしたお菓子のような部分も味わうことが出来たが、残りの部分はあっという間に、ニュースで見る北極の氷河のようにつゆに溶けて分解し、“たぬきそば”の様になってしまう。
閑話休題、ここのすごいのは天ぷらもそうだが、自家製麺の生麺ももっちりと伸びやかで、コクのある濃厚なつゆと、そこに溶けたスカ天(だったもの)を絡み上げてくれる。
こちらで年末限定で販売する「特上そば」生めんは、白く美しくもっちり伸びやか。一度頂いて食べた事があるが、また食べたいものだ。。。
ごちそうさまでした。
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