にせきなこもちぶろぐ...かつて新進気鋭の路麺愛好家学生であった(過去形)Kanapikaが、立ち食い蕎麦(路麺)についてたまーに何か書きます。
頻繁な更新は出来ませんが、そばのように細く長ーーく(極太麺もイイネ!)
かき揚げそば(550円)
国道16号沿い、和田町(鶴ヶ峰方向)バス停目の前、少し前に出来たばかりのお店。
店名からの勝手なイメージで、古風で寡黙な日下部和平さんが切り盛りしているのかと思っていたが、扉を開けると柔和な女将さんが出迎えてくれた。
「そばですか、うどんですか」
まるであの鶴見の名店のような...先にそば/うどんを決めてから、女将さんが調理する間にトッピングを考えるスタイルだ。
かき揚げはザクザクと大きな玉ねぎの甘さと香りが美味しい。店頭のショウケースに並べられている間に余分な油も落とされて胃もたれしない。あの美味しそうなかき揚げを見て店内に引き込まれるお客もいることだろう。
麺は太めのゆでめん。啜ると跳ねるもっちりとした弾力が幸せである。
薄口で出汁感の強いつゆとの相性もいい。
横浜国大の麓の学生街ということもあってか、店の並びはラーメン激戦区といった様相であるが、毎日のように食べれるのがそば・うどんだろう。今後の繁栄を願いたい。
ごちそうさまでした。
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そば(450円)+かきあげ(100円)
第一京浜から折れて大黒ふ頭へ向かう大通りの入口付近にはドライバーやこのエリアで働く労働者に向けたお店がいくつか並んでおり、その一角にあるお店である。
京浜エリアにいくつかある「どん八」と名の付く店のうち、そば・うどんをメインに扱うのはこの店のみ(鶴見の向井町にあった店は現在「信孝」と店名を変えている)。他はカレーや、肉、かつといったガッツリしたご飯ものが中心。
しかしここでもメニューを見ると目立つのはカレー丼や肉丼とそばのセット。その横に単品そば・うどんの値段だけが書かれ、天タネはショウケースを見て選ぶ方式。
ザクザクと大ぶりのたまねぎが目立つかき揚げは端の部分はカリッとクリスピーな食感もあってとても美味しい。
冷凍麺のそばは熱々で、喉越しともっちり感。
ようやく温かいそばが美味しく食べれる季節が戻ってきた。この秋冬はいったい何杯のそばをたぐれるだろうか?
ごちそうさまでした。
天ぷらそば(610円)
横須賀線衣笠駅前。バスロータリーの一角にあるお店は、外からは店内の様子が伺い知れないが、辺りに漂うそばつゆとカレーの匂い。
そして扉を開けると満席御礼の賑わいを見せていた。
ここの名物といえばなんといってもこの天ぷら。セルクルの中で衣を散らしかきまぜながら上に野菜を乗せてゆく高度な技法で揚げられた天ぷらはとても大きく、そして揚げ玉をかき集めたような空気を含んだその様子と、横須賀市内の数店舗でみられる事から、ファンから「スカ天」と呼ばれる独特のものだ。
自分はありがたい事に丼の縁に立てかけるように盛り付けてもらえたので、スカ天のぱりぱりとしたお菓子のような部分も味わうことが出来たが、残りの部分はあっという間に、ニュースで見る北極の氷河のようにつゆに溶けて分解し、“たぬきそば”の様になってしまう。
閑話休題、ここのすごいのは天ぷらもそうだが、自家製麺の生麺ももっちりと伸びやかで、コクのある濃厚なつゆと、そこに溶けたスカ天(だったもの)を絡み上げてくれる。
こちらで年末限定で販売する「特上そば」生めんは、白く美しくもっちり伸びやか。一度頂いて食べた事があるが、また食べたいものだ。。。
ごちそうさまでした。
そば(250円)+麺大盛(100円)+冷やし(20円)+たぬき(50円)+ネギ大盛(50円)
梅雨も明けた昼下がり。
容赦なく照り付ける日差しから逃げるように、よしず張りの店内へ。
深めの丼にたっぷり注がれた冷やしつゆは、昆布系のうまみたっぷり。
そんな透き通ったつゆの中を、もっちり感のあるゆで麺が涼しげに泳いでいる。
大盛のねぎはそれはもう山のようで、しかも刻みたてのようでしっかりと辛味がある。
ざぶざぶの美しいつゆとざくざくの山盛りのねぎに溺れる夏。
(2024/09/14)
(2024/09/14)
天ぷらそば(230円)
トレッサ横浜や二ツ池の近くの県道沿いに突如現れるお店。鶴見や新横から臨港バスで「池の下」バス停が目の前。
一見さんの素人目に見てまず何の店だか分からず、何となく上にそば・うどんとかカレーライスとか書いてある事に気づいたところで、次にやっているのかもわかりにくい。私のような路麺初心者は恐る恐る近づくしかない鶴見系の総本山。ロンモチ、ストリートビューで予習しておいた私に抜かりは無かった。
そして、注文の仕方も独特で、最初に「そば」「うどん」と言って、「はい、そば(うどん)」と用意された後で「天ぷら」とか「Aセット」などとトッピングや定食をコールする。私はちとフライング。
きっとまず最初は、関西風のようなつゆや青ネギについて触れるべきなのだろうが、私は先に天ぷらに心を奪われてしまった。香ばしく、そんでもってつゆにフワリと溶ける衣。まさしく箱根そばの造りであって路麺天ぷらそばの理想郷だと思っているのだ。そして鶴見系の所以たる関西風的な薄口・昆布系のつゆと、大門ソフト麺で作られた茹で麺。何となくこの関西風的な味に、私は鶴見区本町、潮田辺りの「リトル沖縄」との関係を想像しまうのだけれど、どういう歴史があるのだろう。塩っ気は強いのだけれども、昆布が上手にマイルドさを加えてくれるつゆ。そして平日の朝だというのに賑わう薄暗い店内。何とも不思議な空間であった。
御馳走様でした。
(2011/12/26)
かき揚そば(470円)
空が広い。梅雨明けも間近なある休日、新幹線がまっすぐに横切る平塚市北部の田園地帯は青々とした稲と空が光っている。
平塚、伊勢原、寒川の各方面への県道がぶつかるここ大島集落は、田圃の中に浮かぶ島のようにここだけいくつか住宅が集まっており、その中に今日目指してきた店があった。
周りを見るとみなそばだけでなく定食類を頼んでいるらしく、それらを一人でまかなう親父さんは忙しそうだ。
注文後揚げのかき揚げはパリパリとした食感。見た目には目立たないが具材の小海老が香ばしさを演出しいい仕事をしている。
冷凍麺は多忙で上げそびれたか、暑さにやられた我々のようにぐったり気味。
つゆはかつお系だけでなく昆布の甘みも合わせられた、神奈川の県央、湘南方面ではよく出会う味覚。
鉄道駅はなく、すぐ先を東海道新幹線が豪速で過ぎ去っていくのみなのに「駅そばうどん」を名乗るこちらのお店は、しかしながら次から次へとお客がやってきては食事をしていく。
駐車場はコイン洗車場も兼ねていて、東京都市圏を外れた車社会の郊外における、まさに「駅」のような存在なのであろう。
ごちそうさまでした。

