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偽キナコモチブログ ~Kanapika's わらび庵~

にせきなこもちぶろぐ...かつて新進気鋭の路麺愛好家学生であった(過去形)Kanapikaが、立ち食い蕎麦(路麺)についてたまーに何か書きます。

【横浜】生そば鈴一



コロッケ玉子そば(400円)

久し振りに訪れたハマの名店。
涼しい朝のうちならば、汗だくにならずとも済むだろう。
今まで幾度となく食べておきながら、写真を撮り損ねていたコロ玉そば。私のお気に入りである。
そのキリのいい値段も理由の一つながら、なんと言ってもこの誰もを魅了する濃厚つゆに浸して食う甘いコロッケと、その汁をまろやかな物へと変身させる玉子のバランスの良さ。
ガツンとしょっぱいつゆ。なのにジャガイモと玉子の甘い香りが漂う。
その間、シマダヤの茹で麺は終始無言であった。
御馳走様でした。(Wrote;H24.-9.-9)



ちくわ天そば(360円)

今日の夕食!?は久し振りに鈴一へ。おぉ、流石20時過ぎだというのに随分と混んでいるなぁ。
一つ一つ未食メニューをつぶして行こうかと、今回はちくわ天そば。お金を出して釣り銭を受け取っているうちにもう手渡された。なんて素晴らしい速さなのだろう。
ちくわは丸々一本揚げたものを中央で二分の一にしてある。薪のように上下に分割した片方が乗せられることはよくあるけれども、このような場合は初めてで、場所の条件から食べやすいように工夫してあるのだろう。
しかし本当にこの店は不思議だ。スーパーで普通に買える袋麺に、揚げ置きの立ち食いらしい天ぷら、そこにハッキリとしたつゆ。これ以上にもっとかき揚げなり、出汁を工夫したつゆなり、茹で立て生麺なり手の込んだ店は幾らでもあるというのに、ここまで多くの人を惹きつける魅力的な一杯がある。(Wrote;H23.12.15)


天ぷらそば(330円)

日に日に涼しくなって来た。ようやくここで食べても不快にならずに済むseasonだ。
久し振りなのでいつもの天そを。といいつつ、どちらかと言えばコロ玉を食べる事の方が多いような。
相変わらず美味い。普遍的美味しさというか、ハッキリとした鰹の出汁、滑らかな茹で麺、香ばしい天ぷら、誰が食べても「あ、美味しいな」と感じる味。要するに分かりやすいのだ。しかしながら、それを実現するのはなかなかに難しいものだ。
御馳走様でした。(Wrote;H23.11.3)


冷しそば(400円)

夕立を予感させる蒸し暑い土曜の夕方、人垣に僅かな隙間を見つけて暖簾をくぐる。
お目当ては「冷やしそば」。ここの場合冷やしは本当に夏場限定で、しかしながらいつも混んでいて未だ食べていなかった。因みに記事で言うと随分久しぶりみたいだけれども、この間に随分食べているのだ。ただ、混んでて写真撮る暇が無いだけで。
幾ら何でも冷かけで400円は無いだろうと、何がのっているのかと思っていたら「わかめ・たぬき・きつね」(それぞれ40円・30円・60円)で、冷やしの手間を単価を上げて稼ぐ魂胆なのかも。
どれもシンプルな素材ながら、味の浸みたお揚げ、カリカリと麺に絡む揚げ玉、ボリューム感あるわかめ、それぞれが互いを邪魔せず一つになって実に美味しい蕎麦を作り上げている。
冷しにおいても鈴一ならではの出汁の効いた濃いつゆは健在で、この塩気が暑い時には皆にさぞ喜ばれるに違いない。流石西口一番の繁盛店、冷しも抜かりないねぇ。
それにしても最近あの符丁を聞かないようで寂しいなぁ。「天そ代済み~、コロわか入りましたぁ♪」
御馳走様でした。(Wrote;H23.8.23)
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天ぷらそば(330円)

横浜駅相鉄口出てすぐ。ビルの1階の間口の狭い店舗だがいつも賑わっている。
道路に面した狭いカウンターしか無いので、混雑時は路上で丼を持って食べる事になる。実際にここで路上食いした事もあるけどアレはキツイ(笑)もっぱら自分一人だけじゃないから多少は良いけど。さて、このやや平べったいのが特徴的な麺は、シマダヤの袋麺。うどんも同じく、厨房に山積みになって置いてある(笑)ので分かった。常に丼に3食分ずつ湯通ししてキープ、だから早い。天ぷらはサクサクじゃないけど硬くてカシュカシュとした食感があってこれはこれで悪くない。汁はとても濃厚、なかなかにイイ味です。西口サラリーマンはここで元気なおばちゃん達とこの蕎麦からパワーを貰ってるんでしょうか。確かに通る度に食べたくなってしまう店です。ご馳走様でした。(Wrote;H22.12.7)

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