かき揚げ天そば(360円)
県央のやけにナウでヤングな街・本厚木。そんな駅前、前に食べた富士そばの丁度反対側にある店をご紹介。
ここは昼は立ち蕎麦・夜は居酒屋の二足の草鞋を履く営業形態で、夕方ごろ訪れた為、串焼きが非常に美味そうだった。昼間は券売機で食券を求めるスタイルのようだけれども、この時間帯は直接店員さんに注文をする。かなりのスピードで出てきた天そば。かき揚げはサクサクっと揚がっていてイイ感じ。他の惣菜と同じ油で揚げた味が付いていてこれもイイ感じ(笑)。麺は生麺、ざらつく蕎麦粉の舌触り、すする度に蕎麦の香りが広がり、これまたなかなか見事なもの。つゆも鰹出汁の酸味とコクが出ていて美味い。メラミン長次郎釜の器が却ってアンバランスに見えてくるほどに、完成度が高い。さて、カウンターで会計を済ませ、店を出ようとする私の目にある貼紙が目に留まった。内容は「土日は12時より居酒屋系メニューで営業」。いやぁ、さすが本厚木。
御馳走様でした。
冷やし天ぷらそば(420円)
帰り道、定期的に食べたくなるのがこの日栄軒の蕎麦。今日もふと思い出したように、一駅足を伸ばす。
しかしちょいと遅かったか、お目当ての穴子天はまたも売り切れ。実は下の記事との間に一度食べたのだが、写真を撮り損ねてしまい、しかし非常に美味かったのでまた食べたかったのだ。まぁこれはまた次回。
そんでもって今日は冷しの天ぷらそば。冷し天ぷら系ではおろしが乗るようだ。あ、そうそう、忘れずにわさびを、ハーゲンダッツのプラスプーン(笑)で器にとる。
若干のサクサク感が残る天ぷらは油切れがよく、揚げ置きで冷しに載せてもなかなかにウマし。鰹出汁の効いた温いつゆと、バサバサと力強い茹で麺が非常によく合うのだ。
夕方の東神奈川、数センチ横の喧騒もここではまったく無関係のような、蕎麦を啜るほんの一時の別世界であった。
御馳走様でした。
とろみ三昧そば(480円)+おにぎり<さけ>(100円)
今日は私の勘違いで昼食を抜かしてしまった。というのも、てっきり3コマやって正午で上がれると思っていたのだが、実際は何だかんだズレて、3限終了が14時。さらに友人の課題をちょいと見てやって、退校したのは16時半。フラフラと僅かな体力を使って住吉町へと向かう。
夕暮れの店内にお客の姿はまったく無く・・・、夏メニューを食べ損なうところだったので、今日は「とろみ三昧そば」を。空きっ腹を驚かせぬよう、ネバネバ系のとろみのあるつゆと具を慎重に流し込む。
奥から出してきた冷しそばはキンキンに冷えていて、粘り気がクーラーで疲れた体を優しく癒してくれる。
さて、おにぎりを三口ほどで頬張り、おや、いつの間にか漬物が緑の胡瓜(酸味系)に切り替わっている。
久し振りの訪問だったが、変わらぬ美味しさにちょっと感動。蒸し暑い夕暮れの街へ繰り出して行ったのだった。
御馳走様でした。
かき揚げそば(400円)
横浜は野毛、黄金町辺りが浄化された今もなお残るハマの遊び場だ。
とりわけ日ノ出町は、ウインズなんかがあるお陰で(せいで?)土日は同級生諸氏には大変近寄るのを勧められない場所なのだが、今日はそんなウインズからすぐ目と鼻の先のこちらで蕎麦を頂こうか。
モチっとしたコシのある薫り高く質の良い生麺、量もやや多めで普通の蕎麦屋に遜色ないものだ。天ぷらもしっかり揚げてあってイイ感じ。つゆは鰹節のコクと酸味を存分に味わえる。
塗り物系の器や半月状のお盆も相まって、大変上品な味と装いの蕎麦が、何となく今もなお残る粋な横浜・野毛の雰囲気を醸し出しているように感じた。
御馳走様でした。
このお店の地図
トクもり!豚しゃぶそば(490円)
今年のあじさい夏メニュー後半戦、私の目を引いたのがこの「豚しゃぶ」。早速、行きつけの保土ケ谷濱そばで頂いて来た。
見た目はポスターと比べると若干迫力に欠けるような。
ちょこっと添えられたおろしを乗っけて豚肉を頂く。ちゃんと冷しゃぶ用なのか、脂身が多目で冷やしでもあまり硬くなく旨い。そしてこのそば、単に冷かけに肉が載っているだけでは無い。つゆにも一工夫あるのだ。
さっそくそばを啜ってみると、辛い、いや酸味も感じる。実は酸辣湯のような「スーラ―つゆ」との事で、主に女性客をターゲットにしているのだろう。ラー油の風味と、結構な酸味。ちょっと単調な味で、後半若干飽きが来てしまう。好きな人に好きな味なんだろうけど。
金曜の夕方、業務用大型クーラーでキンキンに涼しい店内に私と店のおばちゃん以外の人影は無く、ただただラジオだけが流れる緩やかな時の流れと食後の余韻を暫し楽しんでいた。
御馳走様でした。(Wrote;H23.9.8)
帰ってきたそば屋のラー油そば(450円)
私がこよなく愛してやまない保土ケ谷ホームの「濱そば」。
久し振りに所用でこちらに出向いたので、もれなく頂いてきた。
今回食したのはあじさい系列共通の夏季限定メニュー「帰ってきたそば屋のラー油そば」。
”あじさい”の「食べラー」そばは通算3品目の登場だと私は記憶しているのだが、実際に食すのはこれが初めてでとても興味深い。
今回のモノは、日本食堂謹製の食べラーと蒸し鶏、ワカメが載ったもので、つゆも普通の冷かけ用では無く、甘みのある胡麻だれとなっている。
これは一見面倒な感じに(少なくとも私は)思うのだが、じゃこ・フライドオニオン・フライドガーリックのピリリと辛い食べラーと、さっぱりとした甘みある胡麻だれの味の組み合わせが実に良く、そして夏らしい清涼感を見事に醸し出している。さらに私としては是非、これから頂く諸氏には卓上に置かれた胡麻擂り器で擂り胡麻を躊躇無く多目に、入れて食べて欲しい。冷製担担麺のようになってさらに清涼感と旨味が増す筈だ。
ところで余談だが、やはり「帰ってきた」と言えばウルトラマンだ。しかしながらこのネーミングだけは頂けないなぁ。そばが二回出てくるのはややこしい。やや、うどんを頼めば一回とかそういった事言ってる訳では無い。
御馳走様でした。(Wrote;H23.7.30)
冷したぬきそば(360円)
私的にあじさい系列で一番オススメしたいのがここ、濱そば保土ヶ谷店。
用事があるので時々保土ヶ谷に来るのだが、その度にここの暖簾をくぐってしまう。今はバス一本で来れっから便利だねぇ。
今日は冷したぬき。昔は横浜線沿線の某店(チューリップ祭りの学校の最寄駅)でこれの饂飩ばかり食べていた。
天ぷらしろ、きつねにしろ、具が先か蕎麦が先か悩むところだが、これはつゆに浸った蕎麦にサクサクの揚げ玉を絡ませてスルスル頂く。食べ方として、この「冷したぬき」が一番美しい。
今日も数多の思い出に浸りながら、電車が来る度に「ギーン」と鳴るAMラジオをBGMの夕食で御座いました。
御馳走様。(Wrote;H23.7.24)
P.S.私の友人がここの駅ビルにあるKという蕎麦屋をゴリ押ししているので今度食べに行く事にしようか。
鴨そば(460円)
以前食して「麺と汁がウマい!」と思った保土ヶ谷駅ホームの濱そば。
今回はこちらで、先日始まった季節限定メニュー「鴨そば」を頂いた。
鴨肉から出たアブラがつゆに浮かんで美味しそうな感じだ。
手前の青菜はほうれん草でしょうか。チャーシューのような鴨肉と相まって、ラーメンのような見た目。
同じトッピングを中華そばに載せて「鴨ラーメン」・・・みたいなのはどうでしょう。。。
それはさておき、味のほうは。
相変わらず、ツルツルとした麺は美味。つゆも濃い目、アブラと旨みが出ている。
鴨肉のほうは特有の臭みも無く、ちょっとパサついた感じはありますが美味しい。以前も出ていたメニューだが、確かにこれは中々のヒット作“カモ”知れない(笑)
もう少しだけでも値段を下げられたら、冬の定番商品にできるのではないだろうか。。。ご馳走様でした。(Wrote;H22.12.9)
かき揚げそば(360円)
保土ヶ谷駅、と言えば保土ヶ谷税務署の最寄り駅であるが、横須賀線しか止まらない。
そんな階段下に、駅そばがあった。あの濱そばだ。HPによればかき揚げは自家製との事で、値段は360円。
かき揚げは横浜線(旧ラガール)系のカリカリとしたタイプでは無く、つゆによってフワフワとするタイプだが、中に散りばめられた桜海老の風味が香ばしい。
そして、驚いた事に(失敬!!)麺もナカナカに美味しい。日食の麺と言えば、ポクポクとした食感がつゆと独立しているイメージがあったのだが、やや柔らかめ。そしてまた、ここのつゆは濃い目で麺と合っている。ここ2~3週間で急に変わった可能性も低いので(笑)保土ヶ谷店が美味いという事だろう。実際それは後日別で食して分かったが。これは中々に美味いぞ、濱そば。ご馳走様でした。(Wrote;H22.11.25)
かき揚そば(400円)
10年ひと昔なんて言うが、10年前、確かに鴨居がこうなるとは思いもしなかった。
ららぽーとが出来、鶴見川に橋が架かり、白山を貫くトンネルが出来た。
そんな街の移ろいを見てきたのがここ「ひろや」。道路自体、何もないカーブが立派な交差点になってしまったけれど、店の佇まいは私が生まれた頃から何も変わらない。
まず、麺は袋入りの茹で麺で、啜るたびにしっかりとした風味が鼻に抜ける。つゆは甘辛く、出汁の感じはやや薄めで、その濃い色の割にはそれほど強いインパクトは感じられなかった。揚げ置きの天ぷらは、比較的しっかりと揚げてあるようで、衣多いがパリパリとした食感と小海老の風味が良い。
節電の為か薄暗い店内、皆が黙々と蕎麦を啜るその単調な音のリズムが、これからも変わりゆく街と時の流れを刻んでいるようだった。
御馳走様でした。
このお店の地図
白えびのかき揚げそば(440円)
さて、今日は日産スタジアムで友人とサッカー観戦。
スタジアムグルメの堪能も良いのだが、やはり懐の具合も考えて出がけに一杯頂く。
いつものかき揚げが上手い方が居たので、今日もかき揚げそば・・・と券売機に近づくと、「白えびのかき揚げ」のポスターが目に付き、それを試す事にした。
しかしながら、おばちゃんが手に持ったトングは、美味しそうに揚がった天ぷらの並ぶバットを通り過ぎ、奥のケースに向かってしまった。どうやらこの「白えびのかき揚げ」に限っては店揚げでは無かったようなのだ。
早速つゆに溶ける前に天ぷらにかぶり付けば、たちまち海老の香ばしい風味が口中に広がり美味。ただ、100円も増されるほど白海老が入っていたかといえばそれは微妙なトコロであり、NREさんお得意の限定メニュー戦術に嵌ってしまった感が無い訳でも無いが、この際それはまぁ良いだろう。
味わっている間に時間を忘れてしまったか、時計を見れば待ち合わせが近い。少し焦った気持ちで店を出た。
御馳走様でした。(H23.9.2)
かき揚げそば(360円)
2010年最後の立ち蕎麦となったのはこの一杯。
何と、前回と同じ店の方でしたが、相変わらずイイ蕎麦食べさせてくれます。
ガシガシと食感良く揚げられたかき揚げは見事。
つゆも濃厚で素晴しいねぇ(まぁ閉店間際だったし)
そしてその濃厚なつゆに麺が程良く絡んで・・・う~ん美味しい。
年賀葉書の売り込みで賑やかな改札口、そして相反するように物静かな、私ひとりだけの閉店間際な店内。
この余韻を味わっていたいんだけれども、もう片側の出口は閉められ、暖簾も仕舞われちゃったし(笑)・・・
師走の雰囲気感じらるる“蕎麦納め”に実に相応しい一杯と感じた。ご馳走様!!(H23.2.7)
かき揚げそば(360円)+冷し券(50円)《410円》
既にお馴染の・・・あじさい茶屋。
今回は鴨居店。横浜線沿線では改札内外で濱そばとあじさいを分けているのだろうか、意味は無さそうだが。
さてここは以前にも天玉を食べた事があるので、今回は+50円で冷しかき揚げにしてみました。
こうしてみるとかなりかき揚げの存在感が大きい事が分かるだろうか?
つゆはやや少なめかな?というか、どこで食べてもこれぐらいなので。食券を渡す時「つゆ多めで」と言えばやってくれるかも知れません。
揚げすぎな位なかき揚げ天ぷらはガシガシとした食感が最高に美味い。これなら熱いつゆに浸しても美味しいだろうなぁ。冷しだとあんまし麺の弱点も気にならない。というのはつゆの違いもあるかもしれない。そして今日はこの系列にしては珍しく、若いお兄様が一人でせっせと頑張っていらっしゃる。雑談に忙しいオバチャン(もまたそれはそれで立ち蕎麦らしいけど)よりかも爽やかで好印象。ご馳走様でした。(H22.12.2)
◆このお店の地図◆
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