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にせきなこもちぶろぐ...かつて新進気鋭の路麺愛好家学生であった(過去形)Kanapikaが、立ち食い蕎麦(路麺)についてたまーに何か書きます。 頻繁な更新は出来ませんが、そばのように細く長ーーく(極太麺もイイネ!)


かき揚げそば(450円)

何時にも増して暑い夏、そして高速道の渋滞も何時にも増して多かったようだ。
そんなウンザリする渋滞を脱け出しての小休止、家族連れで賑やか、いや騒がしいスナックコーナーで蕎麦を頂く。
まず天ぷらだが、これはつゆと温度差を感じる揚げ置きでつゆにフワフワと溶けやすい。つゆはカエシが薄めだが、塩分はしっかり効いている。
ここまで平均的な立ち蕎麦レベルなのだが、ここの特長は麺にあった。平打ち気味の生麺で、随分時間が掛かったのはこれを茹でていたのだろう。蕎麦の香りもあり、前述のつゆや天と比べると不自然な位にクオリティが高い(これは褒め言葉のつもり)。
さて、満足度も高い蕎麦でリフレッシュ、ふたたび帰路に就く。が、道はまだまだ長い。
御馳走様でした。

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かけつゆそば(350円)+野菜かき揚げ(140円)

祇園精舎の鐘の音、盛者必衰の理を表す。
桜並木の奥の優雅な米軍住宅は一大商業施設へと生まれ変わり、さらに時は経て・・・。
かつて私も両親に連れられ、映画だの玩具売り場だの私がはしゃぎ回った一つの街、マイカル本牧はその経営元の名が消える事によって全てが過去のモノとなった。そんな一抹の寂しさを感じるこの昔のサティ、イオン本牧の中に蕎麦屋を見つけた。
フードコードの鉄板とも言える讃岐うどんの店であるが、ここでは関東つゆの蕎麦も出している。
ずらり並んだ天ぷら類からかき揚げを取り、薄い蒲鉾が2枚、大葉と花鰹の載った「かけつゆそば」をレジにて注文する。
調理の様子を見ていると、一つ一つ鍋で温める様子は家庭での料理に近い造作で、案外専門的な器具が用意されていない事に驚く。
まず麺はどうやら冷凍麺なのは食べ始めて分かったのだが、どうも疑問符がつく。コンニャク麺のような不自然な弾力と滑りは解凍方法と時間の問題か、あまり頂けない。つゆはカエシやや薄めで、関西つゆの香りを感じるもの。鰹出汁がしっかり主張する汁でイイ感じ。かき揚げはやや揚げ弱いがさして問題無く、立体的で味もなかなか美味しい。
どうも似たり寄ったりのフードコード系讃岐うどんで、蕎麦も出すというのは面白い。かけそばだけでなく、他メニューや冷やしにも対応しているようだからなかなか素晴らしい。ただ、そこまでして食わせたい蕎麦なのかこの麺。
御馳走様でした。

このお店の地図

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かき揚げそば(350円)

本牧は錦町、お洒落な住宅地よりも港湾地区の濃ゆい雰囲気が漂うこの場所に建つ横浜マリンハイツの1Fに店を構える「そば坊主」。
殆ど人通りの無い4車線道路の端には路駐されたトラックや社用車が多くみられる辺りから、この建物1F部分の店舗に訪れるおおよその客層が伺えるようだ。
「日本で二番目にうまい立ち食いそば店」の看板を横目に渋い引き戸を開くと、木目のカウンターがお洒落な店内。流れるラジオもFMで、全体的にどこか南国調に感じるのは、おおよそ若めの店の方の趣味なのだろうか、場所柄も出ているような気がしてなかなかセンスも良い。
さて、そばは注文後茹での生麺。茹でて、冷水で締め、もう一度湯で温める。この大事ではあるが欠きがちな作業を丁寧な手つきで行われた蕎麦は生麺ならではのモチっとしたコシ、舌に感じられる蕎麦粉のざらつき、そして滑らかな喉ごしというそれぞれの点において素晴らしい結果を出している。つゆは鰹出汁のコクと夏には嬉しいしっかりと塩分効いたもの。そしてかき揚げは、やや小ぶりなものが2つ載せられる。やや堅揚げではあるが、これは汁に浸すと丁度良く、程よい野菜の甘みと小海老の香ばしい薫りが感じられるもので、単品価格50円にして見事なものである。
やや狭い店内のカウンターに囲まれた誤魔化しの効かない厨房。そこで作られた丁寧で粋な蕎麦に、私は欠けるところの一つも無いと感じた。
御馳走様でした。
このお店の地図

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かき揚そば(490円)

環状2号線沿い、環2中永谷交差点すぐそばのお店。最寄バス停は旧道沿いの「中永谷」。
もともとラーメン屋だった場所に最近開業したロードサイド系立ち蕎麦で、葦簀囲いの中の店内は確かにラーメン店の造りそのものであるが、暖色系の灯りと共に洒落た雰囲気で、流れているのもFMラジオ。
まずは蕎麦だが、これは生麺を注文後に茹でているようで、モチっとしっかりしたコシがあってイイ感じ。
つゆはカエシが弱めに感じた。甘みはあまり無く、構造としては関西風ぎみ。
そして天ぷらはこれも注文後に揚げるもので、焦げ目が付くまでしっかり調理。バチバチとまだ音がする状態で渡されたその天ぷらは、アツアツの甘い玉ねぎや、プリッとした食感のエビも多く含まれていて豪華なつくり。何か工夫があるのか、つゆに溶けても衣がサクサクで余す事なく頂く事が出来た。
値段相応のクオリティ高い美味しい蕎麦でした。
御馳走さんです。
このお店の地図

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Aセット<かき揚げそば(冷し)+ご飯>(450円)

さて、今日もランチは相州そば本店へ。
今日はそうだなぁ、かき揚げ丼なんかが食べたい。意外と空いている店内に驚きつつ、かき揚げ丼と蕎麦のセットだから、「Aセットで冷しそば下さい。」、そして渡されたのはかき揚げが載ったもりそばと、ライス。
あちゃー、俺間違えちまった。ありゃぁBセットだったのねぇ。
どうせ全部制覇する心算だったから別にイイんだけど。
今日のかき揚げは割合しっかり揚がってるほうで、本店は天ぷらハズレは少ないようだ。
蕎麦も香り高くコシ強い文句なしの美味しさ。
ご飯は卓上の「胡瓜キューちゃん」で頂く。想像以上に量が多くてかなりの満腹感。
さて、今日も腹いっぱい、御馳走さんでした。(H23.8.26)


Cセット<冷しそば>(450円)

意外にも今日の関内はやや涼しく、半袖の腕をすり抜ける風がちょいとHotなモノを欲させる。
そんな時浮かんだのは”アレ”だった。
えぇ、という訳で何時もの相州そば本店、ランチ「Cセット」(ミニカレー+そば)を頂きます。
11時過ぎという事でまだ幾らか余裕のある店内、まずはアツアツのカレーから。
期待通りのあまり辛くない味がいいねぇ、辛いモンは苦手なんだけど、こういう味のカレーは実に好物。福神漬がたっぷり盛られているのも好印象。
そして蕎麦の方は、敢えて今更語るまいが、今日もコシたっぷりで見事。
漬物食べて、お冷飲んで、オッケー。
御馳走さんでした!!(Wrote;H23.8.18)



Dセット冷しそば(350円※通常450円)

今日のランチはコレしかない。何たって今日は15日、相州そばで100円引きにサービスデーが開催されるのだ。
もちろん正午近くは恐ろしく混雑するので、3Fで雑談して時間を潰してから向かう。不覚にもその間に惣菜パンを食べてしまったのだが。。。
そんな空腹を満たすのはサービスセットのD。これはたぬわかそばとおにぎり2つが付いて450円・・・という元々お得なセットが、今日は100円引きなので350円。スゴい!!
今日のおにぎりチョイスは・・・しゃけ&おかか。好みの昆布が無かったのはこの際何ら問題では無い。普段食べなれたコンビニおにぎりとはまた少し違った感じで美味しい。
そして「もりそば」でも蕎麦のうえにワカメ、つゆの器に揚げ玉と、ちゃんとタヌワカになっているのが微笑ましくもある。ちょっとつけ麺ふうの蕎麦はいつもよりかはややコシが弱め、きっと混雑を見越して多目に茹で置いているのだろう。
たっぷりお腹を満たして、シメは卓上の漬物。 御馳走様でした。

・・・あれ、またも根岸線が止まってるのだが??(Wrote;H23.8.4)※実食日とは異なります。

冷しとろろそば(420円)

蒸し暑い現代日本の夏。
やはりスルスルとカッ込める蕎麦は、湿気と熱気にヤられた我らの強い味方だ。
ことに、「とろろそば」なんてものは、その滑り気が一層爽やかさを増幅させる。
ここ「相州そば本店」の冷やしとろろは本格的にして良心的価格。器にはとろろとつゆのほか、刻み海苔と生卵までもが入っている。相州ならではのしっかり濃厚なつゆにつけてシャキッとコシも十分な蕎麦を啜れば、6限までの講座を受けて体力僅かな私に、なんとか帰宅する為の力を与えてくれたのであった。

御馳走様でした。(Wrote;H23.7.29)

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冷したぬきそば(450円)

約週一で食べている相州そば本店。
これだけ暑ければやはり食べたくなる「冷やし系」。
天せいろよりも遥かに値が張る(参考までに:370円)冷したぬきそばを頂いてみました。
ワカメに胡瓜に紅ショウガ・・・ちょいと冷やし中華に似たニュアンスだ。これに金糸玉子も入れたくなってしまう。
冷たい汁と麺、具を絡めて頂くと清涼感がたっぷり。具だくさんで「汁まで飲める」、贅沢系冷したぬきそばでした。
御馳走さんです。(Wrote;H23.7.28)  


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ごぼう天そば(400円)

 最近お気に入りの相州そばの総本山。家系で言えば吉村家的なところであるその関内本店で、私の大好きなごぼ天の蕎麦を頂いてきた。
 いつ行っても賑わう店内、今日もこんな時間(で悪かったナァ)にも関わらず随分なお客の入りようで流石本店だと感心。天そばも冷やしも頂いたので、ここはひとつ、前から気になっていたごぼう天を。
 うん、素晴らしい。まず天ぷらだが、サクサク感こそあまり無いものの、牛蒡と人参の甘みとクセを全面に押し出したワイルドな風味で文句無い。もっと早くに試していればよかった。
 そしてつゆ。変わらない濃くて美味しい甘しょっぱさ。私的横浜近辺ビッグ3(他がどこかは禁則事項♡)の中でもこの“甘さ”が美味く表現されているのはここだけ。これがまた牛蒡の香りと合うんだなぁ~。
 最後に極め付けが麺。ここ最近なのか、初めて食べた時には無かったやたら強いコシがあり、本当に茹で麺か?と思っていたら、なんとここだけは生麺なのであった。太く長くコシのある野趣溢るる麺は冷やしのもりそば等で頂いても実にイイ。
 生憎きょうベイスターズは負けてしまい、その辺でカープファンがやたら騒いでいるのが目障りだったけど、この美味い蕎麦がそんな私の気分をちょっと晴らしてくれた気がする。
 御馳走様でした。(Wrote:H23.7.13)


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天ぷらそば(370円)

 市役所からも程近い、中区住吉町の一角にある「相州そば」。どうやらここが本店らしいが、たしかに店の規模も大きい。
 頂いたは王道・天ぷらそば。クラシカルな標準的・天そばスタイルだが、非常につゆだく仕様。デフォルトがこうなのか、店員氏の愛情!?なのかは分からないが、暫くは丼が持てなかった。天は以前頂いた「三ツ境いしうす」のものと同じような感じ。麺は普通。つゆは鰹節の風味が強いように感じた。カウンターには七味などの他に、漬物も置かれていて自由に食べる事のできるようになっている。ご飯モノも多く取り扱う「相州」ならではの有難いサービスだ。私は蕎麦のみだがちょっと丼に取って頂いたが気分転換に美味しい味だった。どうもご馳走様でした。(Wrote:H22.11.16)

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ショーウインドーにヴィンちゃんとまりもっこりが

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天ぷらそば(320円)

県道の藤沢厚木線沿い、工場などが立ち並ぶ一角にある。因みに最寄駅として書いた湘南台からは徒歩で30分以上掛かるため、殆どはクルマで訪れる客や近隣の工場や会社の勤務者を対象としているようだ。
因みに最寄バス停は徒歩0分の「東京ラジエータ前」で藤沢・湘南台の駅から一時間に一本程度が走っている。
ここも典型的なロードサイド型に分類できそうな感じで、店内は牛丼店風のカウンター席が並ぶ。
滑らかでバサバサ感の少ない茹で麺と、鰹出汁と僅かに昆布系の甘みを感じるつゆはどちらもやや凡庸な印象を与えるのであるが、唯一天ぷらは注文後揚げでコロモも薄く、ゴロゴロとした玉ねぎの甘みとふんだんに散りばめられた小海老の香ばしさが実に見事。やや油が低温気味で手づくり感を感じさせる。藤沢から半時ほどバスに揺られてようやく着いたこの身が報われた時だった。
御馳走様でした。
このお店の地図

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天ぷらそば(260円)

環二北向き沿い、港北区役所とトレッサ横浜の間にあるお店。バスだと最寄は「南谷戸」。
前世紀の香りに満ちた店内はご近所のオヤジさんで繁盛。定食モノも多く扱うロードサイド系立ち蕎麦。
麺はプルプルとした弾力のある茹で麺で、あじさい麺を思い出させる私好みの食感。しっとりとした感じの素敵なおばさんのダイナミックな湯切りはお見事。
そしてつゆはちょっとインスタンティな鰹の香りが美味しい。
天ぷらは実に僅かな小海老を除いてその殆どが単にコロモ。とても普段立ち蕎麦屋に入らない人には到底受け入れ難いレベル高い蕎麦だけど、この雰囲気がディープ立ち蕎麦好きには堪らないし、なんたって260円は安い。
御馳走様でした。

このお店の地図

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