にせきなこもちぶろぐ...かつて新進気鋭の路麺愛好家学生であった(過去形)Kanapikaが、立ち食い蕎麦(路麺)についてたまーに何か書きます。
頻繁な更新は出来ませんが、そばのように細く長ーーく(極太麺もイイネ!)
かき揚げ天そば(370円)
久し振りの、小田急沿線への出張である。
その帰りと言へば、やはり箱そばに向かうしかない。既に始まった酷暑の中、熱い天そばを喰らうには幾分か躊躇するものがあるが、私の尊敬する部長氏が同行してくださるとの事で、喜び勇んでイザ店内へと向かう。
かくして出来上がった変わらぬ眺めの一杯であるが、かき揚げは揚げたてとのこと。丼を持つ手が悦びで震える。
やはり普段の揚げ置きと比べると油っ気もそれなりに多く、非常に躍動的な感を覚える。つゆに溶かして勿体の無いことをせぬよう、また熱々の為に難儀しながら頂いた。
つゆは深い甘みと、ほのかな出汁の香り。かといって私のような辛党にも不足ない塩っ気である。やはり完成度が高い。
麺も茹で立てでシャキシャキ、啜るごとに香りが広がる。
ふと、我にかえって顔を上げると、幸せそうにざるそばを啜る部長の姿があった。
私は未だ嘗て、こんな美味しそうに路麺を食べる女子高生を見た事が無かった。
御馳走様でした。
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