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偽キナコモチブログ ~Kanapika's わらび庵~

にせきなこもちぶろぐ...かつて新進気鋭の路麺愛好家学生であった(過去形)Kanapikaが、立ち食い蕎麦(路麺)についてたまーに何か書きます。

(閉店)【都筑ふれあいの丘】蕎麦 まえだ



天ぷらそば(480円)

かつての曲がりくねった県道は何処へ消えたのか。よく整備された丸子茅ケ崎線の星谷交差点前にあるのが、こちらのお店である。何処の駅からも遠く、車で無ければ、中山かセンター南、仲町台から、この交差点前の「星ヶ谷」まで市営バスが出ている。
店外で食券を求め、店内へ。もともとラーメン屋であった為、微かにその名残を感じる店内は非常に狭く、そこに大きなテーブル席を設けた為にかなり窮屈。土地柄子連れ客も多く、私のような気難しい連中には落ち着かない。
温泉卵か生卵が1つ、そしてネギ、わかめ、大根おろし、天かす、鰹節、漬物等が自由(一掴みずつという但書きあり)という姿は、近場では上瀬谷の天明、有名なところでは数年前に姿を消した、品川駅東海道線ホームの常盤軒などが浮かぶ。
塗り物をイメージした器に入れられた蕎麦はかなり細く柔らかいものの、しっかりとした香りがある。また、注文時に伝える事によって、太麺を選ぶことも出来るそうだ。
つゆはかなりしょっぱく、しかし出汁が濃厚である為、街中の蕎麦屋で出されるかけそばのイメージである。これはかなり良い感じ。
綺麗な竹籠に別に盛られたかき揚げは蛸入り。カラリと揚げられ、油切れも良くさっくり頂けるのだけれども、どこかスナッキーで、オニオンリング的な風味を感じてしまった。
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茅場町の方に本店を構えるというこのお店、同行者の評価はイマイチだったのだけれども、前述の太麺を始め気になるメニューも多くあり、まだまだ研究価値がありそうだ。
御馳走様でした。

このお店の地図

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