にせきなこもちぶろぐ...かつて新進気鋭の路麺愛好家学生であった(過去形)Kanapikaが、立ち食い蕎麦(路麺)についてたまーに何か書きます。
頻繁な更新は出来ませんが、そばのように細く長ーーく(極太麺もイイネ!)
磯のりそば(390円)
やや久し振りの相州そば。慣れ親しんだ味が恋しくなって、夕刻のオフィス街へと足を向ける。
今回は、冬のおすすめとして外にも掲示されている“磯のりそば”。
慣れた手つきで用意されたそばに、家によくある円筒状の密閉ケース(焼き海苔を入れてあるやつ)から大量のフレーク状になった海苔を振り掛けられ、表面のほとんどを翠の樹海で覆った状態で供された。
性格の曲がった私は、いきなりその森へ手を付けず、一旦そばを下から引き出して啜り、変わらない味をしっかりと確認。そしていよいよ磯海苔へと挑むのである。
表面のほうは、パリパリとした食感と香ばしさが、汁に浸かった下のほうは、シャキシャキとした生海苔に近い食感と、出汁と磯の香りとが混じった深みある味わいが、それぞれ楽しめる。
どうも私はごく幼少の頃から海苔が好きで、それは今でも変わらないのだが、これはきっと埋め立てる前の横浜根岸で、採れたての海苔を食べて育った祖父のDNAが受け継がれてるに違いない。
好物の海苔を目一杯食べる事が出来、ノリノリで店を後にした(さむっ・・・)
御馳走様でした。
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