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偽キナコモチブログ ~Kanapika's わらび庵~

にせきなこもちぶろぐ...かつて新進気鋭の路麺愛好家学生であった(過去形)Kanapikaが、立ち食い蕎麦(路麺)についてたまーに何か書きます。

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【茅ヶ崎】生そば箱根 茅ヶ崎店



かき揚げ天そば(370円)

駅北口、バスロータリーの一角にあるコンパクトなお店。珍しく小田急沿線外の出店だが、こちらは神奈中系列の神奈中システムプランというところがフランチャイズとして営業している。小田急グループだからこそ成せる技だが、折角なのだから県内にもう少し出店したらどうだろうか。現状、同社による出店はこの1店舗だけだ。
さて今回はお馴染みのかき揚げ天を。ここは券売機も小田急の箱そばとは違う機種を使っており、また、「かけそば回数券」も使えないので注意が必要だ。
麺は若干柔らかめ。つゆはやや薄口で出汁の風味が強い。かき揚げは少々オイリーだが、ザクザクっとした食感と野菜の甘みを楽しむ事ができる。
今冬の限定ご飯メニュー「冬の彩りご飯」は昨秋販売した「鮭いくらご飯」と同様のようだが、ここではストレートに「鮭いくらご飯」と券売機に表示。何だかなぁ。
御馳走様でした。(Wrote;H24.1.11)



豆腐一丁そば(420円)

今年も豆腐の夏がやって来た。
因みに去年は「えきめんや」の豆腐一丁、「濱そば」のだし豆腐の2つを食べただけで、ここでとうとう本家?「箱そば」の登場だ。
器を手渡されて数秒の沈黙、お決まりの見た目に圧倒されるタイムだ。
意を決して豆腐に箸を入れる。思いの外に柔らかく、おろし生姜と花鰹で豆腐をすんなり片す。「あ、簡単にイケるじゃん?」そう思ってはいけない。ここからが大変なのだから。
今まで豆腐の下に隠されていた蕎麦が露わになるとこれが結構な量である。もちろん箱の冷し蕎麦だから不味い訳が無く、いつもの美味しいつゆとコシのある蕎麦であるのだが、豆腐で満たされた腹にこれらを押し込むのはいつも通りにはいかない。しかしながら漢Kanapika、こんなところで敗北を喫する訳にはいかないのだ。そしてズルズルと蕎麦を啜り、見事平らげた。
御馳走様でした。(Wrote;H23.8.6)

※私の戦い部分に見苦しい誇張が見られますがご了承ください。因みに味の表現に関しては原文そのまま、という事で。

ところで、立ち蕎麦界でも、ラーメン二郎みたいな汚くて量の多い蕎麦を出す店があってもいいんじゃないか?「ワサビ入れますか?」「―タヌキワサビネギマシマシで!!」・・・ねーだろ。

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(閉店)【六会日大前】名代箱根そば 六会日大前店



かき揚げ天そば(370円)

六会日大前、改札を出た正面の店。ここは駅名の通り、日大の生物資源学部、それから付属の高校・中学(いわゆる日藤)があるので普段は学生ばかり。
ここはその学生需要によるものなのか、まるで学食と言わんばかりの「何でもアリ」な掟破りの箱そばなのだ。
基本的なそばメニューは控えめに、牛丼や牛カレー、かつ丼かつカレー、ここまでは江ノ島線系統の幾つかで見られるが、醤油ラーメン、塩、味噌、チャーシュー、それから“湘南ラーメン”というものまで(そんなの初めて聞いたぜ)、ラーメンの種類も実に豊富。一体ここは何屋なのだろうか。
いやしかし、決して基本のそばに手を抜いている訳では無かった。
麺はやや柔らか目で滑らかな喉越し。つゆはやはり甘め。かき揚げはカリっとドライに揚がっていて美味い。
ちなみに、牛丼とラーメン、カレーとラーメンのセットが500円。非常に興味と食欲をそそるが、これはもはや私の知っている“箱そば”では無かった。
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御馳走様でした。

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【藤沢】生そば箱根 藤沢店



かき揚げ天そば(370円)

藤沢駅小田急線改札内。昔、食べようとして改札内にある事を知り、あえなく断念した思い出がある店だ。
基本的なそばメニューの他にはカレー、とろろ丼、おにぎり等があるだけで、セット物に富むイメージのある箱そば系列では極めてシンプルな印象がある。
店内は細い立ち食いカウンターがあるだけで、少し前まではみなこういった雰囲気だったが、最近はどこも小綺麗に改装され、椅子席ばかりのところが多くなった。
まず、かき揚げであるが、堅揚げでとてもザクザクとした食感。野菜の甘みが感じられ、スナック感覚で頂ける。油っこくないのも好印象。「手揚げ・・・」の幟が見当たらなかったから、もしかしたら違うのかも。
麺は生麺であることが非常によく分かるもので、角がたちシャキッとしたコシ。箱そばでこういう麺にあたる事は意外にも少ない。
つゆはやはりカエシの甘みが強めだが、それだけでなく出汁の風味も目立っていた。非常に調和のとれていて美味。
わかめも非常にコリコリとした歯応えのあるもので、まさに何とも『硬派』な藤沢の箱そばであった。
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御馳走様でした。

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【南林間】生そば箱根 南林間店



かき揚げ天そば(370円)

南林間の箱そばは、橋上駅舎の改札を出た正面。小田急には、そして箱そばには、実にありふれたスタイルである。
頂いたのはお馴染み「かき揚げ天」。
まず、かき揚げであるが、少しスキマが少ない感じで多めのつゆに浸かった部分があまり快くない食感となってしまう。
麺は茹で置きと思われる生麺で、茹で麺とさほど変わらない食感はこれはこれで茹で麺好きの私にはとても素晴らしいものに感じた。
つゆはカエシ濃いめで、スタンダードの薄口なつゆも良いのだけれども、こういった甘くコクのあるつゆもまた、私好みです。
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御馳走様でした。

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【白楽】味奈登庵 白楽駅前店



皿もりそば(300円)+わかめ(50円)+揚げ玉(50円)

東横線の白楽の駅を出て神大の方向へ。六角橋商店街の途中にある極めて小さなお店で、先日と同じメニューを頂いた。
以前山下店の項でも触れた事であるが、券売機導入店では「皿もり」のボタンが存在せず、今回は食券を渡す際に出来るかどうか伺ってみたところ、最初は「?」という反応を示されてしまったものの、説明すると快く作って頂けた。無理を言ってしまったようですみません。
しっかりとしたコシのある茹で立て生麺、鰹の風味が濃厚なつゆ、サクッした軽い風味の揚げ玉、コリコリッとしたわかめ。どれも毎度の事ながら、しかしそれでも驚いてしまうほどの出来栄え。ハマっ子として誇りに思いたいチェーンだと思う。
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御馳走様でした。

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(閉店)【元町・中華街】波止場食堂 山下店



天ぷらそば(280円)

その昔バンドホテルのあった交差点を曲がり、山下ふ頭を入ってすぐの左側、水色の建物「横浜市山下ふ頭港湾厚生センター」の二階にあるのがここ“波止場食堂”。その名の通り、昼時ともなると港で働く男たちが続々と集まってくる(女性のお客さんもいらっしゃいます)。
1階には中華系メニューのみを専門に扱う「山下中華店」が別にあり、2階のこちらでは500円前後の定食メニューと、そば・うどんがメインになっているようだ。
さて、そばのほうであるが、麺はヌルヌルとした喉越しから冷凍麺と推測。つゆはカエシがやや甘めなものの、出汁の塩分と合わせて丁度良い感じ。天ぷらは揚げ置きで固め。最初はややサクッとしているものの、つゆに浸った途端、糊化して食べ難い食感となってしまう。なるべく最初のうちに天ぷらを食べ切ってしまう事をおすすめしたい。
やはりどうしても定食類がメインだという事なのだろうか、隣に座っていた作業着のオジサマが食べていたまぐろ丼がとても美味しそうだったので、また来てみようか。
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御馳走様でした。

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【大倉山】ごん兵衛



天ぷらそば(230円)

トレッサ横浜や二ツ池の近くの県道沿いに突如現れるお店。鶴見や新横から臨港バスで「池の下」バス停が目の前。
一見さんの素人目に見てまず何の店だか分からず、何となく上にそば・うどんとかカレーライスとか書いてある事に気づいたところで、次にやっているのかもわかりにくい。私のような路麺初心者は恐る恐る近づくしかない鶴見系の総本山。ロンモチ、ストリートビューで予習しておいた私に抜かりは無かった。
そして、注文の仕方も独特で、最初に「そば」「うどん」と言って、「はい、そば(うどん)」と用意された後で「天ぷら」とか「Aセット」などとトッピングや定食をコールする。私はちとフライング。
きっとまず最初は、関西風のようなつゆや青ネギについて触れるべきなのだろうが、私は先に天ぷらに心を奪われてしまった。香ばしく、そんでもってつゆにフワリと溶ける衣。まさしく箱根そばの造りであって路麺天ぷらそばの理想郷だと思っているのだ。そして鶴見系の所以たる関西風的な薄口・昆布系のつゆと、大門ソフト麺で作られた茹で麺。何となくこの関西風的な味に、私は鶴見区本町、潮田辺りの「リトル沖縄」との関係を想像しまうのだけれど、どういう歴史があるのだろう。塩っ気は強いのだけれども、昆布が上手にマイルドさを加えてくれるつゆ。そして平日の朝だというのに賑わう薄暗い店内。何とも不思議な空間であった。
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御馳走様でした。

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