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偽キナコモチブログ ~Kanapika's わらび庵~

にせきなこもちぶろぐ...かつて新進気鋭の路麺愛好家学生であった(過去形)Kanapikaが、立ち食い蕎麦(路麺)についてたまーに何か書きます。

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(閉店)【阪東橋】千成



かき揚そば(400円)
おにぎり<昆布>(100円)

連休中日の静かな朝。横浜橋商店街近くに目当ての店の暖簾を見つけた。
日曜だというのに朝5時からやっているというから驚きである。そして、今朝も常連のお客さんたちで賑わっていた。前夜からの続きなのか、それともお早いスタートなのか、アルコールも入って楽しそうな様子だ。
かき揚そばは、わかめ、小松菜、ゆで玉子もトッピングされておりかなりお得感がある。
フワッとした茹で麺に甘口の優しい味わいのつゆがよく合う。
かき揚げは、油が沁みていて揚げ置きならではの「旨味」が感じられた。
女将さんに「よかったらどうぞ」とサービスで頂いたマカロニサラダ。小鉢にたっぷりと入っていたが、手づくり感があって非常に美味しかった。ありがとうございます。
それから、絶品と聞いていたおにぎりを注文。驚いたことに、注文してから握ってくれた。熱々のご飯とパリパリの海苔。塩味が効いていて、ウチで母親に作ってもらうおにぎりを思い出す。なるほど、確かにこれはウマい。
 
美味い料理と女将さんの温かさ。それに惹かれて集まる多くの常連さんのように、私もまたこの店が気に入ってしまった。
御馳走様でした。

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【鶴見】立喰 駒



天ぷらそば(400円)

鶴見駅から市営バスで約10分。鶴見総合の学生たちと入れ替わるようにしてバスを降りると、すぐに道の向かい側に目当ての店を見つけた。
かつてあった大型屋内プール・ワイルドブルーヨコハマ跡地の目の前にある、「立喰 駒」である。
店内にある食券機は番号入力式。古風なアルミ戸も実は自動式であったりと、懐かしさと新しさのチャンプルー文化が形成されているのが面白い。さらにいえば、いくつかのメニューはそば・うどんだけでなく中華そばにも対応しているから驚きだ。
麺はどうも冷凍麺らしい。やや扁平でしっかりとした歯応えと風味。こういうのは冷凍麺の強みであろう。
つゆは東海道系統で散見される、やや甘口で昆布出汁の風味もあるもの。
天ぷら、揚げ置きヘナっとはしているけれども、玉葱、人参の食感と甘みがあって美味しい。
ひなびた雰囲気のゴム通り界隈ではあるが、元気な女将さんを取り囲んで談笑するカウンターの常連客達も賑やかで、ここだけ不思議な空間であるようにも感じられた。
 
御馳走様でした。

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【星川】ゆで太郎 保土ヶ谷区役所前店



かきあげそば(380円)

私の地元、保土ヶ谷区役所の向かいに市内5店舗目となるゆで太郎が開店した。相鉄線星川駅からもすぐで、元は弁当屋のあった場所である。
間口の狭く奥行の広い店内で、混雑時には混乱しそうなものだが果たしていかがなものか。
私が訪れた昼過ぎの時間は天ぷらを注文後に揚げているとかで、しばし待つこととなった。
そうして出来上がったかき揚げそば、揚げたての天ぷらはサクサクとしていてやはりいいものだ。具材の野菜もゴロゴロと大きなものになり、数年前より確実に進化している。
麺も茹で立てに近いようで、かけでありながらもシャッキリとしたコシ、それから蕎麦粉のざらつく舌触りなども楽しむことできた。
つゆは甘く芳醇だが、飲みやすい濃さであった。
進化を続けるチェーン店が地元に増えてゆくことは喜ばしい。いっぽう、庁舎内の味奈登庵にとっては強敵現るといったところだろうか。

御馳走様でした。

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【茅ヶ崎】大船軒 茅ヶ崎そば店



かき揚げそば(350円)

平日の昼間だというのに、学内を抜けだしてはるばる茅ヶ崎までの用事に。
昼食は茅ヶ崎駅改札外の大船軒。丁度正午を回って、店内は随分と賑わっていた。
NREとの統合以降、幾度かの段階を経て「あじさい化」が進んだ大船軒だが、値段は以前よりも安くなっているようである。
かき揚げはややヘナっとした揚げ具合。食べると小海老の香ばしさが広がるのは、今も変わらぬ大船軒らしい味わいだ。
麺はいわゆる「あじさい麺」でこそあるものの、大船軒の甘く濃いつゆで頂くとあまり遜色無いようにも感じられる。ただ、そのつゆでさえも今では化調風味の強いもので、この辺りは好みの分かれそうなところではある。
尤も、強引な手段により吸収され消えていった数々の味と屋号を想えば、歴史ある店名が残っているだけでも喜ばく思えるのだが。
御馳走様でした。

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(閉店)【杉田・新杉田】蕎麦心



かき揚げそば(390円)※学割サービスにより大盛り

京急杉田駅、新杉田駅を結ぶ小路は「ぷらむろーど」という商店街になっており、土曜のきょうも変わらず賑やかな様子である。その名は杉田梅林から借りたものだろうか、ありがちな感じがしなくていいものだ。
さて、その道中に今年になって出来た路麺店がある。大きな看板や「かき氷」のポップも目立って賑やかな様子。
麺は茹で麺の様子であったが、その柔らかくなめらかなサマは茹で置き生麺のようでもある。つゆともよく馴染んで好い感じ。
つゆはほんのり甘口のカエシに出汁の風味もしっかりで、飲みやすい。そんなつゆを吸ってしっとりとした天ぷらも、かえって揚げ置き天ぷらの良さを発揮しているようで美味しく頂けた。
今時にしては珍しい完全立ち食いのカウンターのみ。かけそばは190円、さらに学割で大盛りか玉子がサービスになるなど、数多くの店が並ぶ商店街のなかで必死の姿勢である。
客足の伸びぬ事を嘆くおねいさん店員であったが、路麺店の少ない磯子区内で、今後の生き残りを願いたい。


御馳走様でした。

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【関内】相州そば本店 冷し紅しょうが天そば



冷し紅しょうが天そば(420円)

いやはや、随分と久し振りの相州そばである。もちろん、Blog記事にしていないで何度か食べてはいるのだけれども、それを勘定に入れてもやはり3ヶ月ほどは来ていない。
平日の10時半、当然ながらお客の姿は疎らであるけれど、それでも食べているお客さんが居るのは立派な事だよなぁ。
"紅しょうが天"―最近は見かけるお店も増えてきたが・・・実は私、今の今まで一度も食べた事が無かった。
そこで今日は、季節メニューでもあるこの"冷し紅しょうが天"を頂いてみた感想を記したい。
まずは久し振りに頂くこの生麺。シャキッとした歯応えは非常に頼もしい。つゆは冷し用のものも出汁がよく出てコクがあって美味いねぇ。
さて本題。見た目にも鮮やかで、かつ立派な天ぷらへ豪快に齧り付く。
すると、周りの部分はカリッと香ばしく揚がっている。一方で真ん中は汁に浸って柔らかく、紅しょうがの甘ずっぱさ、それからぴりりとした爽やかさが口中に抜ける。それはまるで、晩夏の涼風のようであった。
御馳走様でした。

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【弁天橋】松の屋




天ぷらそば<かき揚げ>(350円)

灼熱の日射しの中、やって来たのは鶴見区汐入町。暑さと排ガスのムッとした空気に辟易しつつ、涼しい店内へと逃げ込んだ。
店に入ると揚げ置きの美味そうな天ぷらが並んでおり、天ぷらはかき揚げの他にも紅生姜や春菊など数種類から選ぶ事が出来る。油切れよくザクッとした食感でボリュームも良し。甘みと香ばしさのバランス具合がいい。
麺は大門ソフトめん製の茹で麺。茹で麺ならではのバサつく舌触りと力強さを存分に楽しめる。
つゆは関西風。場所柄、鶴見系を連想させるもので美味しく頂けた。
どれも特別なものでは無いものの、一つ一つのバランスがよく、今時の店にしては珍しい質実剛健な姿勢が非常に好感を持てた。


御馳走様でした。

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